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本田真凜さんの食事管理意識の高さにびっくり!

Photos – Junior World Championships 2016 – Ladies (Marin HONDA JPN – Gold Medal) 03

本田真凜さんは,女子のフィギュアスケート界において長らく注目を集めた選手の1人です。

自分はテレビをほとんど観ないので,みなさんの方がずっとよくご存じかと思いますが,2017年にふと目にした番組の中で,彼女が小学生のうちから栄養学なるものをしっかりと学んでいたことを知って,大変感銘を受けました。

そこで今回は「彼女が当時読んでいた本の紹介とアスリートの食事意識の高さ」について簡単にまとめてみようと思います。

本田真凜さんが読んでいた本について

先の一件で,遅ればせながらも食事バランスの大切さを実感することになった私ですが,これを機に食事内容を見直していこうと思った次第です。

解説員
解説員
その後8年が経ちましたが,結果的に食生活アドバイザーの2級を取得し,毎日栄養バランスの整った食事を作れるようになりました。

残念ながら,当時のテレビ映像をしかと残すことはできませんでしたが,その番組では本田真凜さん自身が書いたノートと,参考にしているとある献立の本が紹介されていたわけです。

そこで,それがどのような本なのか調べてみたところ,運良く同じものが見つかり,それがこの「小学生のスポーツ食事メニュー321」というタイトルの本になります↓

「補食」という言葉が彼女のノートにメモしてあったのですが,そのような専門用語が出てくることからもわかるように,スポーツ栄養学的な内容にも触れている本です。

小学生の時に読んでいたということで,中学生になった真凜さんが紹介してくれたように記憶しています。

彼女はこの本での学びを生かした料理を実際に披露して,キャスターの方が美味しいと褒めていたものです。

ちなみに,私が読んでみた感想としては,小学生に限らず中学・高校のような育ち盛りのアスリート全般に通ずる栄養の知識を深められる1冊となります。

一時は中古ですら目にすることがなくなった本書ですが,その後再版されたこともあり,今は中古で安く買えるようになりました。

特に,小学生のお子様をお持ちの方は,是非手に入れて読んでみてください(地元の図書館にもありました)。

 

 

本田真凜さんが書き残した食事ノートについて

本田真凜さんのノートには,アスリートが取るべき食事内容が丁寧にまとめられていました。

そこから引用すると,アスリートの食事の基本形は,

  • 主食+主菜+副菜+汁物+果物

になるそうです。

これを「5食」と呼び,先の書籍の中にも同じような内容が書かれていました。

ちなみに,これに含まれる「汁物」は副菜扱いで,以上からなる献立の他に,牛乳や乳製品も加えて構わないとのことでした。

いずれにしても,5食に沿った食事を心がけることで,バランスの取れた献立が自然とできあがる仕組みとなります。

これについてもう少し説明を加えておくと,

  • 主食:エネルギー源となるもの。ごはんやパンが代表例。
  • 主菜:タンパク源となる食品のこと。肉や魚に加え,卵や大豆製品がそれにあたる。
  • 副菜:ビタミンやミネラル源となるもの。例えば野菜,キノコや海藻,そしてイモ類。
  • 果物:ビタミンCの補給源として利用。
  • 牛乳・乳製品:カルシウム源になる。

となりますが,当時の私は「主菜」を誤解していて,野菜も少しは含まれているかと思っていたら,まったくそのようなことはなくて驚きました。

スポーツ栄養学に関しては,以下の記事で詳しくまとめているので参考にしてください↓

 

 

食事管理を意識するようになって

アスリートではない私ですが,前章で紹介した「5食」を意識するようになったことで,スーパーでの食材選びがしっかりしてきたのは,思いがけない効用でした。

かつては体脂肪が一桁になることだけを目標に,栄養を摂取しなくなり,目標は達成できてもただやつれてしまっただけで,病気にも弱くなった私ですが,今では地元のバスケットボールのチームに参加し,しっかり食べながら体脂肪を落とそうと食事管理をするようになりました。

同時に,ダイエット日記なるものをつけるようになり,実際に食べたもののカロリーやその日の体重,さらには体脂肪などの記録もできるだけ残しています。

もちろん,以前書いた記事の内容も意識していることは言うまでもありません↓

本田真凜さんの話に戻しますが,彼女の場合はそれだけに留まらず,それぞれの栄養素とケガに対する効果についてもまとめていました。

先に紹介した彼女のノートには,

捻挫にはカルシウムとビタミンCを意識的に多く取るべき。

などと書かれていましたが,このようなことを知っておくと,実生活でもかなり役立つこと間違いなしです。

現に私もスポーツをするようになってから,捻挫する可能性をたえず念頭においてプレーするようになりました。

以前,ひどい骨折をした栄養学者の教授が,卵の殻をすり鉢ですりつぶして飲んでいましたが,そういう「栄養学に基づいた食育」と言いますか,「体は食べたものでできている」という考え方については,どんな方であっても知っておいて損はありません。

例えば,骨を強くするだけでなく,精神の安定にも貢献するカルシウムは,そもそも日本の土壌に多く含まれないために不足しがちです。

このことを知って納得できれば,毎朝サプリメントを飲むことを習慣付けられるでしょう。

毎日3食作って食べるのはかなり大変なことではありますが,楽しんで食事選びをやっていけたら,人生得した気分になること間違いなしです。

少なくとも,小学生のうちから食事管理意識を高く持ち続けてきた本田真凜さんのような方がいるわけですから,今からでも見習っていきましょう。

今回の記事内容がみなさまのお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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