年末にもなると,来年の抱負を考えたり何か新しいことをしようと思うもので,私の2020年の目標は「ウクレレを弾けるようになること」にしました。
これまでにギターやピアノなどには多少触れたことがあるものの,ウクレレについては全くの初心者で,そもそも弦の数が何本なのかも知らないレベルでしたが,気軽に弾ける楽器であることと,身近にウクレレを始めた方がいたこともあって,「ちょっとやってみよう」と思い立った次第です。
早速,初心者用のセットを買おうと調べていると,表題にもある,「グッドアピール社の初心者向けウクレレ講座」という存在を知ったので,早速購入してみました。
初回となる今回は,ウクレレを始めるにあたっての経緯と,教材+楽器セットの到着までをまとめてみることにします。
なお,モチベーション維持のためにも,これからしばしの間,体験談を書いていくつもりでおりますので,どのように上達していくものか参考にしていただけたら幸いです。
初心者がウクレレを選ぶ理由
毎日色々な面倒ごとに巻き込まれていると,1人で何かを楽しむ時間を作ることをついつい忘れてしまいがちです。
そんなとき,アコースティックの暖かい音色を奏でながら,できればそれに合わせて歌ってみたりできたらよいのですが,フォークギターは気軽に持ち歩けるサイズではないですし,音も大きく練習の時間帯を気にしてしまいそうでした。
それになにより,弾けるようになるまでにかなりの時間がかかりそうです。
「もっとパッと覚えられて,気軽に楽しめる楽器といったらなんだろう」と考えたとき,妹の旦那がウクレレを始めたという話を思い出して興味を持ちました。
彼は学生時代はスポーツ一辺倒で,音楽経験は皆無に等しかったわけですが,大人になって初めて音楽に触れ,「こんなに楽しい世界があったなんて」と今では夢中になっているそうです。
スポーツが「外の趣味かつ集団を必要とする趣味」だとするならば,ウクレレは「内の趣味かつ1人でやれるもの」ですから,そういった違いも彼にとっては新鮮だったのかもしれませんね。
私も休日には地元のクラブチームでバスケットに励んでいますので,ちょうど境遇として似たものを感じました。
「それなら,次に会う時,少し驚かせてやろう!」ということで,冒頭の話へと繋がってくるわけです(セッションとか教え合いを通して仲が深まるかもしれませんし)。
本章の最後にウクレレの魅力として言われていることをまとめると,
- インテリアとしてもオシャレ
- 海やキャンプなどに持ち出しやすい
- 弦が柔らかくて抑えやすい
- 音量が小さく自宅で練習しやすい
- 指を動かすのでボケ防止になる(音楽家に痴呆の人は少ない)
などが挙げられます。
それでは次の章で,どのようにウクレレを始めればよいかについて考えてみましょう!
ウクレレを始めるために必要な道具
ウクレレをある程度自分のものにするまでに,一体どのくらいの時間がかかるのかはまだわかりませんが,特に締め切りは設けずにやるとして,これから年末から年始にかけて時間もあることだしと,一気に全部揃えることにしました。
初心者がウクレレを開始するにあたって必要だと感じたものは,
- ウクレレ本体
- 教材
の2点です。
まずウクレレ本体がないことには何も始まりませんので1つ買うのはよいとしても,どれくらいのランクのものを買えばよいのかで早速悩みました。
ちょうどうまい具合に,ボランティアをしている友達が,子どもの工作でおもちゃのウクレレを1から組み立てて,塗装してオリジナルのものを作ったということで触らせてもらいましたが(数千円のもの),接着剤(ボンド)の接着が悪いのか,いつまでたってもチューニングが合いません↓↓
もちろん,自作の楽器でしかもみんなと絵を描き合って作り上げたウクレレは,子どもからすれば宝物であることには間違いありません。
ですが,大人が練習するとなると,値段にして2~3千円の価格帯のものは向いていないように思われます。
かといって数万円もするものをいきなり買うのも,まだ続くかどうかもわからない段階ですし,もう少し楽しめるようになってからでよいかなと思うわけで。
と言った具合に完全に悩んで進めなくなってしまったので,とりあえず楽器の件は保留にして,次に教材はどんなものがいいか考えてみました。
私は誰かに習うのがすごく好きで,それは対人であっても教則本の活字が相手でも変わりません。
ですが,ネットでちょこちょこと調べるのだけは性に合わず,ある程度体系的にまとまっているものを最初から最後までやり通す方が続きやすい気がしたので,「ほどほどの内容で達成感を感じ取れそうなものが欲しいなぁ」と探してみました。
そんなときに出会ったのが,グッドアピールという会社が販売している「初心者向けウクレレ講座」だったわけです。
これには教本の他に楽譜やDVDが付いており,しかも弾けるようになる楽譜として,コアなウクレレ曲ではなく日本人に馴染みのあるポップスや童謡が含まれていたところに魅力を感じました。
しかも楽器セットまで購入できるということで,先に保留していたウクレレ本体の問題も見事に解決してくれたわけです。
しかもHPには以下のような文面が↓↓
まさにさっき思った通りのことに触れられていて運命を感じましたね(笑)
習い事をしていれば先生と楽器屋さんに赴いて選んでもらうこともできるでしょうが,初心者が1人お店に行ったところで何が良い音なのかなんて判断できません。
信頼できる方のチェックを1つ経ているということがどれほどまでに初心者の安心につながるかということを,グッドアピールという会社はよく理解されているのでしょう。
さらには音程を合わせるのに必要なチューナーや,ウクレレのストラップ(こんなのまであるんですね。てっきり何もつけずに弾くものだと思っていました),さらには初心者に優しい「カポタスト」もウクレレ用の可愛らしいサイズのものが付いてくるということで付属品も充実。
あとは楽器を拭くクロスくらいじゃないでしょうか,あったら嬉しいものは。
ウクレレはギターと違ってピックは使わないのでしょうか。
どんな音程でチューニングするのでしょうか。
そういったそもそもの弾き方についても,これから学ぶことになると思います。
商品の到着
といったわけで,早速オールインパッケージで購入したわけですが,翌営業日には受注の連絡と発送をしていただき,さらにその次の日には自宅に届いたということで,迅速な対応に感謝しています(グッドアピール社は広島にあり,私は東京に住んでいます)。
横長の段ボールで届きましたが,中には3つの箱が。
1番上に見える箱はウクレレ本体でしょう。
そしてそれを収めるための黒いソフトケースが左下に見えています。
残った白い箱に,教材のセットと付属品が入っているのでしょうね。
今回私が購入したのは教材と楽器のセットでしたが,自分でウクレレなど用意できる方の場合,教材セットだけでも購入することができるようなので,その場合は以下のような内容で届くことと思われます↓↓
- 解説用DVD3枚
- レッスン用の楽譜3冊
- 教本1冊
なお,購入する時期によって,上記内容以外に「特別収録曲の楽譜」がプレゼントされるということで,私もタイミングよく別に3曲分の楽譜をいただくことができました。
さて,楽器セットの場合ですと,上記教材に加え,楽器本体と付属品が付いてきます↓↓
- 本体
- ケース
- チューナー
- ストラップ
- カポタスト
どうですか。
ウクレレ本体はAria社,そしてチューナーやカポタスト,そしてストラップまでの付属品はすべてFamous社という,ウクレレ界ではどうやら名の知れたメーカーもので統一されていました。
低品質なオマケみたいなものではありません。
そのせいか,白い箱を開けた時にやる気が凄く高まってきたように感じました。
居てもたってもいられず,すぐにでも弾きたくなったのは,温かみの感じられるウクレレが届いたからでしょう。
どんなランクのものか詳しく調べると,「Aria(アリア)社のAU-1KGというモデル」にあたり,ECサイトで調べると1万円程度で売られているもののようです(価格については後述)。
- シンプルな仕様に,チューニングがしやすく,安定性の高いギアペグを採用した入門ウクレレの決定版モデル
などという説明も見つかりました。
音程が狂いにくく,取扱いしやすいウクレレのようですね。
日本の販売元である荒井貿易株式会社の保証書や取扱説明書も付属しています。
この説明書を読むだけで,各パーツの名称やチューニングの仕方,さらには弦の交換から持ち方や弾き方まで学べそうですが,おそらくこういったことについては教本でも言及されるかと思うので,あえて熟読はしないで教本を先に開くことにしました。
実際のレッスン内容に関しては後日記事にすることにして,本記事は,料金的なものについてまとめて終わりにしたいと思います。
グッドアピール社のウクレレ講座の料金
ギターの価格もわかったことですし,それでは最後にグッドアピール社の初心者向けウクレレ講座の料金について分析してみたいと思います。
「ウクレレ教本&DVD」と「楽器セット」の2つを一度に買ったことになりますが,それぞれについてみていきましょう。
ウクレレ教本&DVDの料金
今回の教材ですが,レッスンの数にして21回分に相当するようで,例えばYAMAHAでウクレレを習うとすると,
- 入会金5,500円+教材費&レッスン代80,900円+交通費8,000円=94,400円
がかかってしまいます(参考:YAMAHAのウクレレ教室)
それに対しグッドアピール社のものだと,
入会金0円+教材費&レッスン代32,780円+交通費0円=32,780円
と60,000円以上安く習うことができます。
これに移動時間や用事の調整などをせずにいつでも学べるDVD教材の魅力も加わってくるわけですので,浮いたお金や時間を別のことに使えると考えれば十分に合格点でしょう。
楽器セットの料金
続けて楽器セットですが,同商品をネットで購入した場合の最安値で分析してみることにします(2019年12月調べ)。
ウクレレは同一柄のものは見つけられなかったので,最も安い材質のものを,またほとんどが定価より安いセール価格にて計算していますが,これらを合わせると13,354円で購入できます。
一方で,グッドアピールで楽器セットを購入すると17,215円になります。
4000円弱余計にかかってしまうので,値段自体にお得感はありません。
おそらく定価での計算価格なのでしょう。
教材と一緒に届けてもらえることと,専門家による音のチェックが入っているという付加価値をどう見積もるかですね。
それこそ楽器の価格は中古を選ぶなどすればどこまでも低くできますから,これは個人の嗜好次第でしょう。
私は専門家のチェックを重視していますし,見た目にも気に入ったものが届いたので今回の選択に後悔はありません(もちろん届くまでは不安でしたが笑)。
まとめ
以上,ウクレレを開始するにあたっての経緯と魅力,また,今後やっていくことになるグッドアピール社の教材と楽器セットについて料金を分析してきました。
教材セットが届いたときのやる気の高まりを上手く生かして,今日から頑張ってみようと思います。
なお,レッスンは全部で21回分あるということですから,週に1回のペースでやれば5ヶ月,毎日練習すると1ヶ月でもある程度の基本は習得できそうですね。
全く情報がない状態から始めて,料金も思った以上に安く済んだので,幸先良いスタートが切れました。
教材の内容や楽器セットの使い勝手については,今後の記事にてお伝えできればと思います。
特に最初の方のレッスンはどんどん学んでいけると思うので,とりあえずこの年末年始は毎日頑張って練習するつもりです。
ウクレレの練習を通して生活が豊かになることを期待して,終わりの言葉とさせていただきます。
最後に,今回紹介したグッドアピールの教材ですが,以下のHPから確認できるので興味のある方は是非チェックしてみてください↓↓
次回の記事はこちらになります↓↓