前回,客間に2種類のマットレスを導入したのですが,その際に利用した「TOBEST」というお店でポイントが数千円分いただけたので,それを利用して「少し重い毛布」という,何やら妙な名前の付いた商品を買うことにしました。
基本的に寝具の評価において「重い」という性質はマイナスばかりを意味するとばかり思っていたのですが,そんな単語をわざわざ売り物に付けているわけですから,毛布を重くすることに何か特別な意味がありそうです。
こちらも前回同様,早々に送っていただけたので,早速レビューしていきましょう!
少し重い毛布とは
「少し重い毛布」とは,新陽トレーディングという会社が経営する「TOBEST(トゥベスト)」というショップが販売している毛布のことです。
妙な名前のとおり,重さが4.5kgもあり,通常の毛布(1kg程度)の数枚分に匹敵するほどのずっしり感があります。
しかし,重くすることにはもちろんプラスの効果があり,それは商品のサブタイトルにもなっていますが,「適度な圧迫で,安心感をもたらす」という点のようです。
というのも,重い寝具は睡眠時に分泌されるセロトニン(別名「幸せホルモン」)の量を増やし,さらにはストレスの原因になるコルチゾールという物質を減らすことに影響し,海外の医療現場ではすでに数十年前から使われてきたという経緯があります。
プラス要因を増やしてはマイナス要因を減らすわけですから,ある意味理想的な結果だと言えるでしょう。
もちろん私はそういった事実を全く知りませんでした。
前回のエムリリーのマットレスのときもそうでしたが,TOBESTさんは海外で評判の寝具を集めてくるのがうまいですね。
前に観ていたテラスハウスという番組(とくにハワイ編)で,出演者がハグ(抱きしめる行為)の大切さを語っていましたが,どうやらそれにも同じような効果があるようで納得しました。
まとめると,毛布に「ハグ」されながら眠り続けることで,
- リラックス効果
- ストレスの抑制
- イライラや不安感を軽減
- 睡眠ホルモンの分泌を促進
が可能になります。
私も早速使って寝てみましたが,上記以外の魅力もいくつか発見できました。
ちょうど客人も来ては利用していったので,その感想も併せた使い勝手についてレビューしてみることにしましょう。
少し重い毛布を使ってみた
重い毛布ですがジッパーの付いたビニールケースに入って届きます。
なかなかに丈夫なので保管用に利用ができそうです。
「開封した時に臭いがあると,すぐに使えないから嫌だなぁ。」と届いてみるまでは不安だったのですが,そのような悪臭がするようなことはなく,その日から使い始めることが可能でした。
ちなみに材質は「ポリエステル」の表生地に,中の詰め物が「綿・ガラス・ビーズ・ポリエステル」となっているため洗濯ができないことには注意が必要です。
が,汚れた際は中性洗剤で湿らせた布で拭いて,風に当てては陰干しすればよいですし,こういったものは意外に長持ちすることが経験則からわかっているので問題ありません↓↓
手触りはなめらかで,高級感があります。
ところで,最初メーカーの商品ページにアクセスした際,以下のような画像が出てきたので,「どちらの色が良いかな」と迷ってしまったのですが,実はこの毛布,リバーシブルでどちらの使い方もできるということを後で知りました↓↓
といったわけで,購入したものの裏表を見ると,このように別色での展開となっています↓↓
実際のところは質感も異なっていて,ネイビーの面はサラッとしているのに対し,ホワイトの面は起毛仕様といいますか,ボワボワしていて違いを楽しめてしまうわけです。
この時点ですでにお得な感じがしていましたが,毛布を掛けて寝てみると質感の違いが際立ちます。
まずはこのように青い面を下にして(つまりサラッとした面に触れる状態で)寝てみましょう↓↓
まず感じたのは,「なんだこの安らぎは!」ということです。
これは毛布の重さに起因することももちろんなのですが,生地のスベスベ感も影響しているものと考えられます。
少し重いので身体に毛布が密着してくるのですが,サラッとしているので重苦しくはありません。
この重みを例えるなら,旅行して滞在するホテルで上にかけるシーツ的なものがピーンと強く張ってあると思うのですが,その中に入り込んだような感じと言えるでしょうか,良い意味で圧迫されます。
「なるほど,これが適度な圧迫感なんだな。」と妙に納得してしまった自分がいたのが面白かったです。
続けて,青いフランネル素材の面を上に,そしてシープボアの面に触れながら寝てみましょう。
「これは,なんという暖かさだろう。」
少し重い毛布なので,毛布と地面の間にすき間ができません。
シングルサイズなのに「140cm×190cm」というややワイドなサイズ感が,上手く働いては敷布団を包み込んでくれるため,外から冷たい空気が侵入してこないのです。
冬の寒さが厳しい時期はボアボアな面を下にして使うことで,なかなかに暖かく過ごせます。
部屋で映画などを観る際のブランケットとして使う時も,白い面を中に向けて羽織るのがおすすめです。
なお,サイズについての参考データですが,頭の上まで被って眠るには170cmを超える身長の方ですと,高さが足りません。
しかし先のメーカーのモデルさんが寝ているように,顔を外に出した状態で普段眠っている方であれば,全く問題なく導入できます。
そもそも,「頭は冷やして(冷たい空気を鼻から吸いつつ)身体は温めるのが良い睡眠の基本だ」とも言われたりするくらいですからね↓↓
まとめ
少し重い毛布のレビューはいかがだったでしょうか。
思った以上に重さが心地よく,しっかり包み込んでくれる感じは病みつきになるほどで,家に泊まりにきたゲストの方に早速出してみると,気に入って購入すると帰っていきました(笑)
見た目も非常に良く,こちらの毛布の白い面を上にして春と秋を,冬は青い面を上にすればOKですし,夏用にタオルケットを別に用意するだけで1年過ごせてしまいます。
変な掛け布団を買うよりは全然良いです。
睡眠時に,
- 寝つきが悪い・浅い
- 眠ろうとしても余計なことを考えてしまう
- 途中で目覚めてしまう
のいずれかに悩んだ経験がある方は,騙されたと思って,今回レビューした「少し重い毛布」を試してみてください!
最近ではブラウンの毛布も登場したようで,公式ショップ以外で購入することができます↓↓
最後までお読みいただきありがとうございました。