今回は羽毛布団のある生活について考えてみようと思います。
「まぁ,普通の真綿布団でいいか。」と考えがちではありますが,実際に使って生活してみると,思わぬ魅力に気が付くことになりました。
しかも最近,夏に羽毛布団を使うアイディアを得る機会があり,押し入れから再び寝室へと場所を移しています。
もちろんメインは冬場にはなりますが,色々な使い方があるので参考にしてください!
羽毛布団の魅力
羽毛布団の魅力は何と言ってもその温かさでしょう。
私が最初,羽毛の凄さに驚いたのは,布団ではなく,カナダグースのダウンジャケットを着用したときなのですが,中はTシャツ一枚にもかかわらず真冬に外に出ても寒くないことに気がついたわけです。
これほどわかりやすく効果を実感できたのは,あまり他に例を見ません。
後に昭和西川の羽毛布団のレビューもしますが,そこで購入したのもカナディアン産の羽毛布団となります。
実際の使い方として,やはり冬場は重宝しました。
ですが,最近読んだニュースで,実は夏場にも使えると知り,年中使える羽毛布団の魅力を再発見したわけです。
眠る環境は私にとって大変重要なものですので,これからも改善につながるものであれば積極的に取り入れていきたいと考えています。
さて,ここでのキーワードは「寝床内気象(しんしょうないきしょう)」です。
これは日本睡眠科学研究所の実験で確かめられたもので,眠るのに理想的な寝床内気象を,
温度33度,湿度50%前後
と定めています。
参考
もちろんこれ以外に,マットレス・部屋の広さ・香り・照明・音なども睡眠に影響するのですが,今回はあくまで掛け布団に注目した理想的な睡眠環境づくりについて考えてみましょう。
まずは冬場の例から,そして続けて夏場の使い方についてみていきます。
冬場の羽毛布団の使い方
冬は外気温が5℃から10℃程度ですから,温度を上げなければなりません。
ですが面白いことに人の体温は36度あるわけですので,自分自らが保温機のようになれば,楽して33度を実現できます。
これには東京西川の掛布団の使い分けの例が参考になり,以下のような組み合わせが提示されていました↓↓
参考
この組み合わせにより先ほどの寝床内気象は確保できるということで,このどれもに羽毛掛布団が使われていることに注目してください。
また,先のダウンジャケットの話ではないですが,羽毛布団に包まると温かいので半袖Tシャツで眠ってもまったく寒くないのは驚きでした。
これが真綿布団ではそうはいきません。
真綿掛布団は20度前後の室温での用途のみとなり,25度ともなるとタオルケットの利用が推奨されていますが,意外と活躍の場面が多いのが羽毛布団だと言えるでしょう。
羽毛布団を導入するまでは,ヒーターを入れていたのですが,その必要がなくなり,暖房代が浮いたのも忘れてはいけない重要なポイントです。
夏場の羽毛布団の使い方
「夏に羽毛布団?」と思われるのはもっともですが,最近読んだ記事に興味深いものがありました↓↓
参考
「蒸し暑くて夜中に目が覚める」という悩みに対し,お医者さんは,一晩中エアコンをつけて寝ることを提案しています。
タイマーが切れたタイミングで室温が大きく変わるようでは,良質な睡眠が取れるはずもありませんが,かといって何もつけずに寝るのは暑すぎて無理です。
そこで,室温は24度と涼しく設定し,身体は羽毛布団で温めて寝るのが理想と言うのです。
脳の疲れを回復するのに,鼻から吸う空気を冷たくし,脳を冷やすことが重要となります。
確かに日中においても,夏はクーラーをきかせた部屋で長袖を着て作業すると捗ることが多いのですが,これを応用した形なのでしょう。
気温が高いと頭がぼーっとしてしまうのは,脳が温まっているからだと考えるようになりました。
早速,クーラーをきかせて羽毛布団で寝ていますが,気温が安定していて,風邪を引く心配もなく安心して眠りにつけています。
みなさんも,是非お試しあれ。
西川の羽毛布団のレビュー
それでは実際の羽毛布団のレビューに移りましょう。
私が購入したのは,カナダホワイトマザーグースを使った羽毛布団です。
カナダダウンに感動したので,産地にはこだわりたかったというのがありカナダ産のものですが,現在同モデルは売り切れてしまっています。
昭和西川で購入しましたが,通気性の良い専用バッグで届き,オフシーズンも安心してキープできるのが魅力です。
私が購入したものは「1.1kg」と,先ほどの基準より少し軽めでしたが,逆に中の羽毛の質がよいのでまったく問題ありません。
羽毛布団の原料にはグースかダックがあるのですが,一般的にダックよりもグースの方が優れています。
シングルサイズを注文したのですが,ゆったりと包み込んでくれるので,セミダブルの敷布団に合わせてもピッタリでした↓↓
2シーズンの冬場を越えましたが,本当にTシャツ一枚で暖房を入れずに寝られます。
ダウンジャケットを着ているような感覚で,すごく温かいです。
今回購入した羽毛布団は,ハウスダスト対策や抗菌防臭加工,さらに立体キルト加工が施されていて羽毛が偏りません。
これらも快適さに大いに貢献してくれているのでしょう。
なお,見た目的にはカバーは使わない方がよいのですが,実際は布団カバーを付けています↓↓
カバーを付けることで睡眠時の汚れやひっかきの防止になる他,太陽の光による劣化を気にせずそのままベランダに干すことができるようになりました。
なお,時期やショップによっては,いらない布団の引き取りサービスや布団カバーのプレゼントなどのおまけも充実している場合があります。
先のリンク先に出てくるショップは魅力的なところが多いので,購入価格以外のオプションサービスも考慮して,決めてみてはいかがでしょう。
羽毛布団のリフォーム
羽毛布団を導入することで快眠が得られるのが最大の恩恵ですが,先に暖房代が浮くという話をしたように,思わぬ得をすることがあるのが羽毛布団の魅力です。
実際,普通の綿布団よりも長く使えるという魅力も持ち合わせています。
昭和西川ですと,それは「羽毛リフレッシュ」という名前で呼ばれていますが,いわゆる羽毛布団のリフォーム(打ち直し)がそれを可能にするわけです↓↓
これにより,古くなった羽毛布団が新品のようにふっくらふわふわになって生まれ変わります。
短い期間使ってただ捨てるだけであれば,高価な羽毛布団でなくてもよいと考えたでしょうが,このリフォームがあったからこそ,羽毛布団を購入しようと思ったのも事実です。
なお,以下のような手順で,使い古しの羽毛布団は加工されることになります↓↓
- 布団の解体
- 天然水で洗浄
- 埃除去・乾燥
- 殺菌・脱臭
- 羽毛の充填
足りない羽毛は足してもらえる他,余るようならそれを夏掛布団にリフォームすることも可能なようです。
レビューを読むとほとんど全員が満足していることがわかって安心しました。
もちろん,使用して2年程度では全然ヘタった様子はありません。
まとめ
以上,羽毛布団の魅力と,その使い方について冬場と夏場に分けてまとめてきました。
寝床内気象について知らなかった方は,これから意識してみてください。
また,夏場にも羽毛布団が使えるということで,活躍の場は思った以上に広いことがわかっていただけたのではないでしょうか。
昭和西川の羽毛布団のレビューでは,その包み込む感じがわかっていただけたら幸いです。
リフォームも合わせて,長く快適に使っていきたいと思います。
みなさまも羽毛布団,使ってみてくださいね!
私も購入した,西川ストアで探すのがおすすめです↓↓
公式サイト
最後までお読みいただきありがとうございました。