生活に疲れを感じ始めたときこそ「癒し」が必要です。
そんなときにはグリーンを育てましょう!
ただし,野外を主戦場とするガーデニングだと,虫が簡単に付いてしまう他,剪定が大変なので万人にはおすすめできませんが,室内で育てられる観葉植物は気軽に始めるには良い選択ですよね。
とはいえ,ホームセンターで売られているものを買ってきても,突然土からコバエが発生してきたり,うまく買えたまでは良いけれど,世話する方法がいまいちわからず,結局は枯らしてしまったという経験を持つ方もいらっしゃるでしょう。
実は,観葉植物を買うこと自体は当たり外れが激しいものだったりするのです。
そこで今回は,ネット通販なのにほぼハズレがない「e-花屋さん」について紹介してみたいと思います。
e-花屋さんとは
「e-花屋さん」を運営するのは,富山県にある大井仙樹園です。
楽天市場で驚異的な高評価を誇るお店なのですが,最近になってパッと出てきたわけではありません。
創業は1881年(明治14年)で,これまでに150年近い歴史があります。
長く続けられるお店というのは,それだけ多くの人の支持を得ては困難を乗り越えてきた証拠です。
そんな,e-花屋さんのポリシーは「植物を楽しむ」ことだそうで,購入者の家庭において,冒頭で挙げたような悲しいことが起こりづらいよう,品種の選定や植え方はもちろん,飾り方にまで気を配っているのが印象的でした。
「今まで数々のネット通販で観葉植物を買ってきましたが,ダントツで1番キレイでした!」
楽天市場のレビューがこのような賞賛コメントで溢れている理由は,一度注文してみればすぐにわかるものですが,ちょうど今回再注文する機会がありましたので,到着の様子から実際の観葉植物の様子までをレビューしてみることにしましょう。
到着時の様子
今回紹介するのは,「ポトス・ガジュマル・土」の3品をe-花屋さんで注文した時の様子です。
観葉植物を通販で注文すると,どんな感じで届くのでしょうか。
中でグチャグチャになっていたり,枝が折れていたりしないか心配ですよね。
富山から東京の例になりますが,引き受けから到着まで24時間以内でした。
逆さま厳禁や取り扱い注意のお知らせが貼ってあります。
中身を開けてみるとこのような感じです↓
フィルムで本体をカバー,さらにビニール袋とテープでしっかり固定されています。
変なところに引っ付いて落とさないように,慎重に出しましょう。
中は緩衝材の新聞紙によって遊びの部分が少なくなっているため,中で植物が暴れてしまうスペースがないので安心できます。
余談ですが,この新聞紙が地方のものなので,珍しい人には珍しいそうです。
「なるべく早く梱包を取り去って状態を確認して欲しい」とのことで,早速外に出してみましたが,注文した商品以外に詳しい解説書が入っていました↓
思っていたイメージとは違って,清潔感に溢れているのではないでしょうか。
土が入っているパッケージもオシャレですよね。
加えて,解説書がしっかりしていて,給水や肥料をやるタイミングなどがわかります(写真は別のときに購入したときの例です)↓
万一不良品や破損があった場合は,3日以内に連絡すると交換していただけます。
これまでに頼んだ中では一度もそのようなことはなく,肝心の葉っぱは,元気な緑色でつやつやしているのが普通です↓
より詳細なレビューは次章で行いますね。
購入した観葉植物のレビュー
それでは,これまでに購入した観葉植物について,感想めいたものをいくつか書いてみましょう!
ポトス
まずは「ポトス・パーフェクトグリーン」から。
一般的にはハート形の葉っぱが特徴とされますが,e-花屋さんのものは「苔玉+ハンギング」という提案です。
葉はみずみずしく,力強く伸びています。
植木鉢を使わないので,重さは軽く,実測値は400g前後だとか。
吊り下げ用のS字フックをカーテンレールに引っかけても,天井に鋲を打ち込んで吊るすのでもOKです。
このハンギングスタイルが人気なワケは,飾り場所に困らずにきれいに飾れること,そして,管理がしやすいことでしょう。
そもそも耐陰性や耐乾性がある植物で,8度までの寒さにも耐えてしまうポトスですが,乾燥すると葉の見た目が悪くなるということで,潅水は週1ペース(15~20℃の生育環境の場合)が目安です。
半分まで浸かるくらいにして2~3時間吸水させ,その後半日から1日乾かし,水が滴らなくなったら吊るします↓
特に最初のうちは,とにかく苔玉を触って,乾いていないことを確認することが重要なようです。
苔玉の表面は,ボロボロ落ちてくることもなく,しっかり形を維持しています。
肥料は液体肥料を薄めて,適宜与えるようですが,1年経つと床に届くほどに育ちました。
室内だと,枝をバッサリ切ると分枝が出にくかったので,今では庭に移しましたが,自然環境でも生育できています。
ガジュマル
続けて2つ目の観葉植物は,ちょっと変わった「フィカス・ガジュマル」になります。
「神が宿る木」ということで縁起ものですが,種から育てると上のような樹形になるようです。
室内の明るく風通しのよい場所で育てるということですが,多少は陰にも耐えられるということで期待しています。
また,寒さには強く5℃でも耐えられるとのこと。
解説よを読むと,「伸びた芽は節でカットすると脇から芽がでてきやすい」,「寝ぐせのようにだらしなく伸びた芽は適宜カットする」などと,しまった株にするためのコツが書かれていたので,大変参考になりました。
早速キッチンの鉢に植え替えましたが,我が家の環境と相性がよく,1年半経った今でも元気で,そこまで大きくならずに維持されているので,追加でハート形のものとかも買っています。
余談ですが,「育てている中で質問が出たら,すぐにお問い合わせください」と書いてあるあたり,e-花屋さんの親切さがにじみ出ているように感じました。
プレミアム用土
「ベストソイルミックス」と呼ばれる用土も買ってみましたが,量としては1リットルのものをチョイスしました↓
3.5号鉢を2鉢植え替えられる量とのことです。
開封すると,土の良い香りがふんわりと香ります↓
乾燥した状態ですが,その正体は「乾きやすい特徴を持った硬い土」です。
高品質な赤玉土がメイン成分とされていました。
室内では土は乾きにくいので,水はけを重視した結果たどりつくのがこの土になるということで,観葉植物や多肉植物に使っていきましょう!
さらっと先のガジュマルの土として流し込んで,たっぷりの水をかけます。
水で細かい微塵を全て流し出すくらいのイメージで行い,次回の水やりは,土の表面が乾いた時点で「とにかくたっぷり与える」のがコツだそう。
ただし,インテリアとして成長を抑えた育て方をするなら,葉の具合を観察しながらなるべく水を控えるのがポイントのようですから,「正解がない」という育ての醍醐味を楽しんでいきたいと思います。
なお,この土から虫が出てくるようなことはありませんし,水を適度に保ってくれるので観葉植物が枯れにくいようです。
この他,植木鉢を買ったこともありますが,用具に関しては,別のお店(それこそAmazon)でも同じものを売っていることが多く,e-花屋さんにこだわる必要はありません。
口コミに学ぶe-花屋さんの利用方法
たくさんのレビューがあったので,目に留まったものをいくつかみてみましょう!
「e-花屋さんの杉山さんの土や園芸グッズがお気に入りです!」
植物本体からではなく,まずは周りのものから入る方もいらっしゃるようです。デザイン植木鉢は9種類。その他,雑貨や肥料まで,観葉植物周りのグッズもe-花屋さんで全て集まりますね。杉山さんというのは日本でトップクラスの技術を持つ,観葉植物生産のプロ杉山拓巳さんのことで,NHKの「趣味の園芸」を執筆したり,「マツコの知らない世界」にも出演されているようです。
「月に一度のプレゼントです。」
この方は一気にバッと購入したい気持ちを抑え,毎月1つ観葉植物をe-花屋さんで購入しているようです。確かに,「今月の植物」コーナーであったり,品切れの商品が入荷したりと,流入が激しいですからね!その他にも,子どもの誕生日や母の日のプレゼントに購入される方も多そうです。
「インテリアとして大のお気に入りです」
新居のグリーンとして,ライティングレールに吊り下げて鑑賞,在宅勤務の寂しさを紛らわせるため,卓上のシンボルツリーとして(ソフォラ),風水で金運アップ目的で(モンステラ),さらには店長には内緒で吊り下げ用の苔玉をお気に入りの受け皿に乗せて育てているスタッフなど(確かに潅水中のポトスも味があったかもしれません),色々な楽しみ方をしていることが伝わってきました。
植物を購入すると,スタッフの方の直筆の文章が添えてあったり,先述した通り,植物自体はすごく元気で解説書が大変に詳しかったりするので,迷いや後悔なく観葉植物ライフを楽しめます。
まとめ
以上が,e-花屋さんの観葉植物のレビューになります。
私のおすすめは,ガジュマルですが,サボテンの寄せ植えも育てやすいのでおすすめです。
アドバイスとしては,お気に入りの植物や植木鉢が見つかった場合,大体同じように感じる方が多いので,すぐに購入することをおすすめします。
また,全体的に育てるのが簡単な植物を多く扱っているように思うので,以前に観葉植物を購入して苦い思いをしたような方であれば,リベンジする際は「e-花屋さん」で注文してみてください!
公式サイト
私はまだまだですが,10年以上大切に育てられているような方もいますし,観葉植物を家に置くと,一気に雰囲気が明るくなります!
子育てではないですが,愛情を注げるものが日常に存在するというのは幸せなことなのかもしれませんね。
天気の良い日は窓辺に持ってきて日光浴させるのも板につきました↓
最後までお読みいただきありがとうございました。