アロマディフューザーの決定版!リュクスをレビュー

人間にとって癒しの時間は重要で,その方法は旅行であったり食事であったりと人さまざまですが,アロマを使った香りというのは,比較的簡単に楽しむことができます。

旅行であればお金がかかりますし,お菓子を食べれば体重が増えるといった悪い影響も気になりますが,アロマであれば毎日使用してもそれほどのランニングコストはかからず,香り自体にマイナスの影響はありません。

中でも私が特に気に入っているのは,作業をしながらでも癒しの時間が設けられるところで,癒されながら家事や仕事といった辛い作業を行うことも可能です。

さて,そんなアロマですが,折角楽しむのであればちゃんとした用意をしておきたいと思い,「リュクス」というアロマディフューザーを購入してきました。

使用を開始してすでに1ヶ月以上が経ちましたが,今年購入したものの中ではトップ3に入るものでしたので,ここでレビューさせていただきます。

アロマディフューザーとは

木製のアロマディフューザー

アロマを楽しもうと思ったら,エッセンシャルオイル(精油)を購入してきては,それを香らせる道具が必要です。

といっても,それはティッシュやハンカチに垂らすでも,スプレーを作って撒くでも構いません。

ですが,それだと一過性のものになってしまったり,うまく香りが広がらなかったりと,精油の力を最大限に引き出せていない可能性があります。

そこでアロマディフューザーの出番となるわけですが,英語のdiffuserとは「拡散する道具」のことです。

タイプとして,木のお皿のものや多孔石のようなもの(これらは自然蒸発による方式と見なせます)がある他,水に垂らして拡散させる機械,そして今回紹介するリュクスのように,水を使用せずに拡散できるディフューザーがあります

木のお皿や石は安価ですが,トイレのような狭い空間に置くならともかく,空気が流れやすい空間だと香りとして認識できるほどには香りません↓

アロマストーン

自室にはアロマに対応した空気清浄機もあるのですが,付属のパッドに精油を垂らして回してみても,部屋に入ったときに「ほんのり香っているかな」と認識できるくらいで,正直なところ期待外れでした↓

アロマ対応の空気清浄機

余談ですが,メーカーに問い合わせてみたところ,こうしたアロマ対応の空気清浄機をディフューザーと併用しても,アロマの香り成分を除去してしまうことはないようです。

また,水に垂らしたものを熱で温めて拡散させる電気香炉的なものは,精油を垂らす容器がすぐに汚れてしまい,別の香りを楽しもうと思った時の手入れが大変でしたし,実際は思ったほどには香っていなかったです(リュクスを使うようになって判明しました)。

その点,今回レビューするリュクスは高性能で,アロマが明確に香る他,水を使わずそのままに使用することができ,充電式なので持ち運びもしやすいところが特徴と言えます。

良質な精油しか使えない大飯喰らいのやつですが,ランニングコストは思ったほどではなく,むしろ,折角アロマを楽しむのであれば,やはり本物に触れるべきでしょう。

また,アロマに手入れは付き物ですが,すぐに習慣化できましたし,その手順も簡単でした。

以下で,詳しい使い方についてみていきましょう!

 

 

リュクスの使い方

リュクスのセット内容

まずはリュクスのセッティングからです。

セット内容は大変にシンプルで,本体以外には,説明書と充電用のUSBケーブル,交換用のチューブが2パターンとパッキンとなります。

リュクス以外に用意するのは精油だけですが,私は初心者で,どの香りがよいのかわからなかったこともあって,10mlの瓶を複数種類試してみることにしました。

メーカーはアロマテラピー検定でも使われている「生活の木」のものを選びましたが,癒し目的以外にも,作業の効率化,眠気予防に効果があるアロマも存在します。

買ってきたボトルをリュクスのノズルにセットしますが,生活の木の精油は瓶ごと取り付けられるので便利でした(無印良品のものは合わないので,付属の空き瓶に移す必要があるそうです)↓

生活の木の10ml瓶とリュクスのノズルを装着した例

この状態で元の場所に戻したら,あとは電源ボタンを長押しするだけで使えるのですが,予め充電しておくことをお忘れなく。

電池が空になった状態からだと,5時間の充電で20~30時間使えるようになりますが,私は週に1度の手入れの際に併せて充電するようにしています。

噴霧パターンは3種類あり,以下のように1回あたりの噴霧時間を決めることが可能です↓

  • 30秒噴霧(2分30秒停止)は12畳程度
  • 60秒噴霧(2分停止)は20畳程度
  • 120秒噴霧(1分停止)は30畳程度

どれも合計で3分間になるのですが,最初に挙げた30秒の噴霧パターンが最も精油の消費量を少なくできます。

これに加えて,1・2・3・6時間のいずれかの動作時間が選択可能です↓

3つの噴霧パターンとタイマー

タッチ式で感度は良好でした。

なお,デフォルトの状態(何もタイマーを設定しない状態)は2時間なので,例えば上の30秒噴霧のモードを選ぶと,そのうちの20分間アロマが噴霧されることになります。

30秒の噴霧パターンで毎日2時間の使用で21日間使えたというメーカーの検証結果があり,私自身,1時間の使用を1日2回くらいのペースで使ってきましたが,確かに1ヶ月近くは持ってくれた印象です。

この他,噴霧時の音がどれほどのものか心配していましたが,他者製品と比べると25~30dBは低い部類で,実際,噴霧が始まったことは音でわかるものの,許容できる範囲でした。

 

 

リュクスのお手入れについて

無水エタノールと空瓶とリュクスのノズル

続いて,リュクスの手入れの様子についてみていきましょう!

根が面倒臭がり屋のため,掃除をするのは全く気が進まないのですが,週に1回,無水エタノールを2時間噴霧するだけならなんとかできそうです。

しかし,この手入れを怠ると,ノズルが詰まって噴霧が妨げられたり,ノズルが取り出せなくなったりするそうですし,これまでに精油を使ったことのある方であれば,瓶の蓋近辺に残った精油をそのまま放置した結果,ベタベタで蓋が取れなくなりそうになった経験があるのではないでしょうか。

そんな結末を迎えることに比べたら,週に1回の掃除などお安い御用で,しかもその方法は先述の通り簡単ときています。

私のやり方としては,付属の空瓶に無水エタノールを1.5cmくらい入れ,使っていた精油の入った瓶と入れ替えては,タイマーを2時間にセットし,120sの噴霧パターンにして回すだけです。

気化したエタノールを吸うのは身体に良くないので,窓を開けた空き部屋に放置しています。

その後,寝る前に忘れず充電しておくことで,翌日からまた1週間快適に使えるというのがお決まりパターンとなりました。

 

 

リュクスを買って良かったところ

見た目が良い

私は無難に黒色のリュクスを購入しました。

天板部分はスマホの液晶面ばりに指紋が付いてしまいますが,サイドはマットな仕上げなのできれいな状態です。

目立つところにメーカー名が書かれていることもありませんし,天板のアイコンの配置パターンも自然なので,見た目は良いと思います。

個人的にはピンク色も良いなと思ったので,次の母親の誕生日に贈ってみようと画策中です。

販売ページに寄せられたレビューをみても,行きつけのマッサージ店で使われているとか,見た目に満足している方が多く,販売元の対応もしっかりしています。

 

ランニングコストも悪くない

最初こそ10mlの精油を購入していたのでコスパはいまいちでしたが,お気に入りの香り(私の場合,スイートオレンジとローズマリー)が見つかってからは50mlを購入することで,安く済ませることができ,1日に2時間程度の利用で,1ヶ月あたりに換算すると800円くらいです。

その他,掃除に必要な無水エタノールが1200円強で,週に1回の掃除程度だとほとんど減らないので,多めにみても,ひと月1000円以内で快適なアロマライフが送れていることになります。

一時,コーヒーをドリップして毎日飲んでいましたが,その時はひと月に1万円くらいかかっていたことを考えると(豆が高い),気軽に続けられる趣味だと感じました。

 

2年間の保証に加え30日間の返品が可能

使ってみないとわからないことはあると思いますし,電化製品だけに故障は心配ですが,30日間の返品ができるので贈り物をするにも安心で,そこまで値段がするものではありませんが,保証期間があるに越したことはありません。

 

 

まとめ

リュクスとパッケージの箱

以上,機能性に優れて見た目の良いリュクスのレビューでした。

アロマディフューザーで水を使わないタイプのものは初めてでしたが,他社産の類似商品よりもやや値段が高い分,サイズはよりコンパクトになり作動音も小さく,より安心できるサポートも付いているので,購入して良かったです。

最近はどこかしら「残念だな」と思わせられる買い物が多く,そのようなマイナスの感情を持たない商品がそれも一万円しないで購入できたのはラッキーでした。

実際,リュクスでアロマを使用し始めたことで,より作業に集中できるようになり,毎日が楽しくなりました

自然に由来するアロマの力はやはり偉大です。

迷っている方は是非購入してみてください!

置き場所は自由に変えられますし,贈り物としていただいて迷惑に感じる方はいないと思います↓

最後までお読みいただきありがとうございました。

-生活