アーロンチェアリマスタードとオプション品の紹介

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今回は,デスクワークの頼れる相棒となる「アーロンチェア リマスタード」について,レビューしていきたいと思います。

到着時の様子はもちろん,オプション品も色々と購入してみたので併せて紹介させてください。

私にとって初めての高額チェアでしたが,大きく作業効率を上げてくれていますし,机に向かうことが苦でなくなります。

私が特に驚いたのは,熱で体調を崩していたときのことで,横になっているよりもアーロンチェアに腰かけている方が楽でした。

デスクワークに多くの時間を費やされる方は,是非ご一読ください!

アーロンチェア リマスタードの詳細

アーロンチェアのある仕事部屋

ハーマンミラー社がアーロンチェアを発売したのが1994年なので,それからもう30年以上が経過したわけですが,現在はリマスタードという新型が販売中です。

旧型から一新された機能として,

  • 改良されたチルトメカニズム
  • ポスチャーフィットSLの搭載
  • 8Zペリクルサスペンション

の3つが挙げられますが,聞いたところでピンとは来ないでしょう。

詳細は後述しますが,ひとまず,これまでにない機能が実装されたと考えてください。

なお,高級チェアにふさわしく,椅子のサイズや素材違いによるバリエーションが豊富です。

前者はスモール(Aサイズ:女性向け),ミディアム(Bサイズ:普通の体格の方向け),ラージ(Cサイズ:大柄な方向け)の3種類がありますし,後者はフレームだけでも以下の3色から選べるようになっています↓

アーロンチェアリマスタードのデザインの違い

ただし,これはあくまで海外の話であり,日本人の平均身長と体重が男性で171cmの62kg,女性で158cmの53kg程度であることを考慮すると,AサイズとBサイズの境界に位置すると覚えておきましょう。

足場は不安定ですが,体重60kg程度の私がイスの上で立ち上がっても,シート部分が凹んだりはしません。

色の違いに関しては以下のようになっています↓

色ごとの詳細

ミネラル:淡いカラーで,白っぽい灰色

カーボン:ニュートラルなカラーで,濃い目のグレー

グラファイト:別名「石墨」と言われ,筆記具の芯の色

オニキスウルトラマット:完全な黒

加えて,やや値が張るものの,ベース部分(土台となる金属部分)がポリッシュ加工(アルミ光沢仕様)のものも選択でき,YouTuberのHIKAKINさんの家に置いてあったのはこちらのタイプです。

他にも,有名なアーティストがレコーディングを行うスタジオで並んでいる動画を目にしたこともありますが,座りっぱなしで作業することが多い方は,イスにこだわることで恩恵を受けやすいでしょう。

頑丈な作りなのでいまだに旧型を使っている方も少なくないでしょうが,いずれにしても,アーロンチェアは特徴的な形をしているのですぐにそれとわかるものです。

みなさんも,どこかで良さげなイスを目撃したら,注意深く観察してみてください。

意外な人物が使っていることに気が付くかもしれません。

それでは次章で,私が購入したときの様子についてレビューしていきましょう!

 

 

アーロンチェアの購入から到着まで

梱包されたアーロンチェアの様子

ハーマンミラーという社名が印刷された段ボールの中に,アーロンチェアが完成品の形で入っています

安いチェアだと自分で組み立てるものが多いのですが,出荷前の細かいチェックというのは,完成品の形でなければできません。

確かに,到着時の梱包サイズは大きくなりますが,組み立てずに済むので助かります。

送られてきた段ボールのサイズは縦が70cm前後で縦が100cmといったところで,家の扉をぎりぎり通過できる幅でした。

2階に運びたかったのですが,箱のままだと階段の幅ギリギリで持ちにくかったので,玄関のところで開梱することにしました↓

段ボールから出てきたアーロンチェア

持ち手のテープを切るとすぐに中身がお目見えとなりましたが,傷が付かないように必要十分な配慮がなされているように感じました。

私が購入したカラーはグラファイトです↓

グラファイトカラーのアーロンチェア リマスタード

ややグレーがかった重みのない黒色で圧迫感がなく,見た目から明らかに良いイスだということが伝わってきます。

30代男性の感想ですが,本体の重さが25kg程度もある割に,意外と簡単に持ち上げることができました。

腕置きの部分はプニプニしていて気持ちが良いですし,初めて座った人は誰もが,

え,何この柔らかさ!

と驚くであろう座り心地です。

逆に,本物を知ってしまったことが仇となり,他のイスのダメさ加減がわかってしまうところがデメリットと言えるでしょう。

外から帰ってきてアーロンチェアに腰かけるたび,

これが本来のイスが持つ座り心地なのだよ。

としみじみ思うようになりました。

細かく調節できるので,以下の公式動画を視聴して,その方法を確認しておいてください。

座面やアームの高さや背もたれの強度の調節など,快適に座るためのガイドです↓

 

 

アーロンチェアを買って良かったところ

いいねを表す手

以下は,6年以上,このアーロンチェアに座ってみての感想です。

座り心地が快適

リマスタードを買うまでは,違うメーカーが出している数万円のメッシュチェアを使っていた私ですが,長時間座っていると,座面の圧迫が強いせいか,太もも部分が痛くなってきてしまうので困っていました

結局,追加でテンピュールのシートクッションを買って対策する羽目になったのですが,たとえ購入前に座ってみていても,きっとわからなかったでしょう。

靴を買うときにも同じことを思ったのですが,長時間使ってみないことにはわからないことが,買い物をする際に結構あるわけです。

しかし,このアーロンチェアには「8Zペリクル」という機能があります。

これは,座面と背面が8つのゾーン(8Z=eight zones)に分けられて設計されていることを意味し,それぞれのゾーンが異なる張力を持っているところが特徴です。

身体を支えるゾーンはしっかりと,それでいて体に触れるだけの部分はやわらかく調整されているので,座った時に快適に感じられる仕組みと言えます。

座ってみると包み込まれる感覚があり,身体のどこにも痛みを感じません。

ちなみにですが,前のイスでは,メッシュならではの冷たさも気になっていました。

冬はやたらと座面がヒンヤリするわけです。

しかし,アーロンチェアのメッシュは良質な物なのでしょう。

熱と湿気がこもらないため,夏場に蒸れないことはもちろん,心配していた冬場においても,1枚何かを履いてさえいれば,座面が冷たすぎると感じることはありません。

解説員
解説員
もちろん,他のクッションとの併用も可能で,あまりに慣れてしまったシートクッションを冬場に使うこともあります。

 

微調節が可能

先の動画でも軽くみましたが,リクライニングの角度や強度から,骨盤のサポート,腕置きの高さや角度まで,とにかく多くの箇所を調節することが可能です。

アーロンチェアのリマスタードでは,チルト機能がより精密になっており,前傾姿勢に設定している場合は,少し体を起こすだけで滑らかに背もたれと座面が追従してきてくれます。

これにより,同じ姿勢が続くことによって血流が妨げられる(エコノミー症候群的な)ことが起こりにくくなっているそうです。

これが,「腰痛持ちの方にも優しい」という評判に繋がっているのでしょう。

もっとも,私はチルトは使わないことの方が多いのですが,座りながら簡単に切り替えられるので,その日の気分や状態に合わせて選んでみてください。

 

取り扱いが楽

「多機能になると壊れやすい」というのが世の常ですが,アーロンチェアはパーツの1つ1つがしっかりしているため,ガシガシ動かしても問題ありません。

私はもう6年以上毎日使っていますが,メッシュが切れたりどこかがガタつくこともなく,ベース部分に積もった埃は雑巾で拭けばきれいに取り去ることができますし,メッシュなので座面に臭いが染みつくこともほぼないです(ファブリーズで座面を拭くことはたまにしています)。

それでいて,12年保証も付いていますし(ガス圧シリンダーは2年),壊れたパーツのみを購入したり,さらには店に持ち込んでオーバーホールを行い,摩耗した部分だけを交換するなんていうことまでできてしまうのは驚きでした。

 

 

おすすめのオプショングッズ

購入してからこれまでの間にいくつかオプションパーツ(社外品含む)を使用してみましたが,見事採用となったものを紹介します。

アームカバー

アーロンチェアのアームレスト

上の写真は,購入店のおまけでもらった「革製のアームカバー」です。

取り付けると,簡単に高級感をアップできました。

もっとも,メインの目的は,何かひっかけてしまった際にオリジナルの表面を傷めにくくなることを期待してのものです。

アームレスト部分だけを購入し直すこともできるでしょうが,そのような事態はできるだけ避けたいと思っています。

感触は多少変わり,柔らかさに欠ける感じはありますが,今はもう慣れましたし,遠慮なくアームレストを利用できるようになりました。

購入できるものの多くはサードパーティー製ですが,こういったオプション品が充実していることは,アーロンチェアが人気商品であることを物語っています。

店によっては多くの色から選べたり,革の質にこだわったりしているので,購入者レビューを参考に選んでみてください。

 

チェアマット

アーロンチェア用の麻製マット

こちらもハーマンミラー純正ではないのですが,日本人らしい気遣いが垣間見えるチェアマットです。

麻製で,オフィスによく敷いてあるカーペット的な感触を感じ取れますし,フローリングの方は特に,振動や騒音,傷問題が軽減されるように思われます。

滑り止めはついておらず,我が家の絨毯だと滑ってしまい,市販の滑り止めシートを間に挟んでもうまくいかなかったので,背の高いカーペットピンで留めてしまいました。

これで,ある程度重量のあるアーロンチェアが乗ったところで,だらしなく動き回ることがなくなり一件落着です。

なお,今回の商品で面白いところは,マットが卵型をしているところで,アーロンチェアを使って動くであろう範囲をカバーしつつも,マットサイズが大きくなり過ぎることを防いでいます。

大きい方が良いかと思われるかもしれませんが,その場合,使っていないところがめくれあがってきたり,意外とダサく見えたりと,デメリットが多いものです。

チェアマットにはカラーバリエーションも存在するようなので,好みに合わせて選択してください↓

 

ヘッドレスト

Engineered now社のヘッドレスト

こちらはEngineered Now社製のヘッドレストになります。

海外で販売されているものを輸入したものですが,日本製のものと異なり,リマスタードに合ったカラーリングになっていて,これまでの実績を鑑みて購入に至りました。

メッシュの張りが少しへたれたり,切断面の処理が甘いなど,やや作りで雑なところが見受けられたものの,色味は合っていますし,慣れたら使いやすいです↓

アーロンチェア用ヘッドレストの前面の様子

取り付け自体は簡単でしたが,ドライバーや付属のレンチで硬さを調節した他,ストッパーを使った固定や角度調節など,ベストポジションが見つかるまでにちょっとした期間を要するはずです。

今ではだいぶ扱いに慣れてきて,目薬を差す際は背もたれごと倒すなどと,不自由さを感じることはありません。

私の場合,市販のクッションを利用して,フットレストというかオットマン的なものも自作し,ついにアーロンチェアでうたた寝できるほどの環境が出来上がってしまいました。

これは,動画を観る際にも大いに役立っています。

解説員
解説員
ただし,真面目な意味での作業効率は落ちてしまいましたし,人によっては不自然な姿勢で長時間過ごした結果,腰が痛くなる可能性があることに注意してください。

より快適な環境を得るために多少の試行錯誤を行うことは厭わない覚悟で購入したわけですが,ヘッドレストを皆さんにおすすめするかと言われれば答えはNoです。

それこそ,創意工夫に喜びを感じる方や,買い物には失敗がつきものだと納得されている方であれば問題ありませんが,ヘッドレストの導入には多少のリスクが伴いますので,慎重に判断するようにしてください。

解説員
解説員
ただし,私は購入して良かったと思っています。

今だと,Atlas製のものの方が評価が高い感じです↓

 

 

まとめ

以上,アーロンチェア リマスタードのレビューでした。

長年使うことで,最初に気付かなかった問題が出てくるだろうと思っていましたが,そのようなことはないどころかさらに愛着が沸くようになったあたりに,このイスが普通のものとは一線を画していることがわかります。

このチェアは私が購入したものの中で,最も気に入ったものの1つになったことは言うまでもありません

見た目が良いのはもちろん,意外と扱いやすく,かといって簡単に動いてしまうエントリーレベルのイスとは次元が違いますし,デスクワークのパフォーマンスは明らかに向上しました。

これから死ぬまで何回イスを買うことになるかわかりませんが,ずっとアーロンチェアで行きたい所存です。

自宅でかなりの時間をイスに座って過ごされる方はもちろん,座っただけで幸せな気持ちになれる感覚を体験したい方は是非,このアーロンチェア リマスタードを購入していただきたいと思います!

なお,私が購入したのは「THE CHAIR SHOP」です↓

発送や対応が良く,さすが評価の高い正規販売店です。

先述した本革のアームカバーももらえましたし,私が購入したときからレビュー件数がだいぶ増えています。

素晴らしいチェアを送っていただきありがとうございました。

  • この記事を書いた人

さんくす

人生をやり直したい!と思って,健康・趣味・生活の見直しに取り組み中です。残り人生がどれほどあるのかわかりませんが,日々の何かしらの学びをお気に入り商品と共に紹介していけたらと考えています。

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