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ムアツまくらのレビュー!種類ごとの特徴や上位版との違いは

前回レビューしたムアツマットレスに続いて,今回は「ムアツまくら」のレビューの方,書かせていただきたいと思います。

ムアツといったら昭和西川ということで,老舗の寝具店の実力の方,とくと見せていただきましょう!

私は普段テンピュールの枕を使っているのですが,そちらは低反発です。

しかし,今回のムアツまくらは高反発で沈みこまないわけで,その特徴はいかがなものなのか,そして高価なものと安価なものの違いについても比較してみたいと思います。

ムアツまくらの種類

ムアツまくらですが中芯に使われているウレタンの性質から通常の「ムアツまくら」と「ムアツまくらバウンス」の2つに大別することができます

それに加えて付加機能や寝心地の違いにより,両者ともさらに2つに分けられるので,現在公式サイトで売られているムアツまくらは全部で4種類です↓

ムアツまくらのラインナップ

  1. MP2100(旧MP8100やMP10000など)
  2. MP2050(旧MP8050やMP5000など)
  3. ムアツまくら高弾性(旧スリープスパ高弾性)
  4. ムアツまくら高通気(旧スリープスパ高通気)

旧型と新型を比べると,例えば1だと中芯が抗菌性ウレタンになり多少デザインが変更されるなどのアップグレードをしていますが,形自体はどれもお馴染みのものです(ただし,スリープスパの低反発は廃番になってしまいました)。

なお,3と4に関してはハイタイプとロータイプが存在することも付け加えておきます。

販売元は昭和西川です↓



製造時期の古い物や旧型のものなどを間違えて購入することのないよう,できるだけ上の公式サイトを利用するようにしてください。

それでは各製品の仕様について,次章から細かく見ていきましょう!

ちなみに,実際に私が購入した枕は通常のムアツまくらの2種類となりますが,そのレビューは仕様説明をした後で行ないます。

 

 

通常のムアツまくらの特徴

MP2100とMP2050の外観

通常のムアツまくらですが,現行の最新版は,MP2100とMP2050の2種類です。

どちらも吸放湿性のあるウレタンを使っている点で変わりはありませんが,形状や寝心地が大きく異なります。

MP2100

MP2100は値段が高いこともあって上位版に当たるものです。

3D構造により枕自体に高低差が作られていて,ムアツ独特の高反発をしっかりと感じられるだけでなく,快適な寝心地を実現しています

この商品が面白いのは,中央部が低くなっているだけでなく,枕を180度回転することで首元の高さを変更できるところです。

これはつまり,これ1つで枕を高くしたり低くしたりすることができることを意味します↓

ムアツまくらの3D構造

ハイタイプとロータイプが存在しないのはそのためです。

さらには,まくらカバーを開いてみると「中芯」と呼ばれるウレタンフォームの他に,1cmと2cmのウレタンシートが2枚入っています。

それらをつけ外すことによってより大きく高さを調整できることも覚えておきましょう。

サイズは約60×37cmで重さは800gとなっており,軽い印象を受ける方もいらっしゃるかもしれません。

詳しい様子や寝心地については,後のレビューを参考にしてください。

 

MP2050

次にMP2050の仕様についてですが,MP2100と比べるとこちらの見た目は平坦な感じを受けます。

ですが,よくみると,中央部分は両サイドよりも低く作られているので,横向きで眠るときにはサイドを利用してください。

そして,MP2050は枕の表裏を変えることで寝心地を変更できるという特徴があります。

片面は通気性を重視したパイプタイプになっているので,ムアツまくらでありながらもムアツを使用しないという選択が可能で,ポリエチレンパイプ(ストローを細かく切ったようなもの)を出し入れすることで,高さを調節することも可能です。

もちろん,メイン側はムアツタイプなので,ムアツマットレスにも採用されている独特のタマゴ型ウレタンが頭を点でしっかり支えてくれます。

カバーを外した状態が理解しやすいですが,以下の画像の上側がムアツ面です↓

廉価版ムアツまくらの構造

サイズは約50×35cmで重さは600gとMP2100よりも軽くなっています。

こちらに関しても,詳しくは後のレビューを参考にしてください。

 

 

ムアツまくらバウンス

ムアツまくらバウンスの外観

続けてムアツまくらバウンスについて見ていきますが,見た目的にはほとんど違いがないように見えるものの,高弾性なものと高通気なものの2種類があります。

枕カバーを開くと高さ調節シートが入っているのですが,中芯については特に大きな高低が存在しないため,それぞれの種類においてハイタイプとロータイプを選ぶ必要があることに注意してください↓

ムアツまくらバウンスの作り

とはいえ,最大2cmの高さ調整は可能ですし,両サイドが中央部よりも高い構造になってはいるので,先のMP2050のように,横向きで眠る場合はサイドを利用することができます。

高弾性を選ぶべきかそれとも高通気を選ぶべきかは各人の好みによりますが,折角ムアツを体験するならば高弾性がおすすめです。

仕組みとしては中のウレタンフォームの反発力や通気性に差が設けられています。

 

 

MP2100(旧MP8100)のレビュー

上位版のムアツまくらのパッケージ

それではMP2100のレビューを行っていきましょう!

厳密には旧型のMP8100を使っているため,現行モデルと色や機能に多少の違いがあることに注意してください。

商品外観は上記画像のような感じで,昭和西川のブランドに似合う豪華な印象を受けました。

「プレミアム」の文字も右上部分に確認できます。

先ほど述べた3D構造や高さ調節が可能な仕組みを備えていることに加えて,側地が洗えたり,抗菌・抗ダニ加工が付与されていたり,さらには広々としたサイズ感だったりの記載が裏面にありました↓

ムアツまくらのパッケージ裏面

箱を開けると,コロンとして可愛らしいピローの登場です↓

上位版ムアツまくらの外観

私がバウンスを選ばなかった理由は,色合いや形状がMP2100の方が好みだったからで,さらには枕の高さをどうすべきかイマイチ自信が持てなかったことが挙げられます。

一晩寝てみないことには翌朝首が痛くなるかどうかはわかりません。

枕カバーを開けると,2枚の高さ調整シートとウレタンフォームが見えますが,カバーを洗濯するとき以外に後者を取り出すことはないです。

逆に高さ調整シートの方は,高さが決まるまで何回か取り出すことになりますが,私は1枚だけ抜いた状態(-1cm)で眠ることで落ち着きました↓

ムアツまくらのウレタンフォームとウレタンマット

ムアツのたまご型構造ですが,マットレスの時と同様,安定した寝心地です。

沈みこまないので高さが大きく変わらないのがテンピュールのものと真逆で,やわらかさは感じにくいですが,大きく変化しません↓

値段も上のテンピュールのほぼ半額ということで,上位版でありながらも手を出しやすい価格帯というのも魅力です。

枕を180度回転させて使ってみましたが,結構な高低差を感じました。

なお,800gという枕自体の軽さに高反発(もしかすると枕カバーの質も)が加わった結果,容易に扱える反面,我が家では枕が上側に動いてしまいがちです。

ベッドでこれ以上,上に動かないような環境で使うならば問題になりませんが,我が家のように頭の先に空間があるような場合はマットレスから枕が落っこちてしまうことがあるので,そこは注意してください。

通気性に関してはさすがのムアツで,快適です↓

ムアツの卵型構造が高い通気性を生み出す

 

 

MP2050(旧MP5000)のレビュー

廉価版のムアツまくらの外観

続いて廉価版にあたるMP2050の使い勝手についてレビューしていきましょう!

実際は2つ前の旧型(MP5000)を用います。

MP2100との違いでまず最初に気が付いたのは厚みです↓

ムアツまくらの上位版と廉価版の厚みの比較

MP2050の方が高さが低く,形状も平面的です。

逆に重さは200gほどさらに軽く,パイルタイプとムアツタイプのはっきりとした寝心地を使い分けることができました。

この記事を最初に書いたときの私の枕遍歴ですが,古い物から箇条書きにすると,

  1. テンピュールのソナタピロー(シンフォニーピロー)
  2. MP2050(MP8100)
  3. MP2100(MP5000)

となります↓

私がこれまでに使ってきた枕たち

左から,ソナタピロー,MP2050,MP2100の順

MP2050とMP2100の間で,サイズ感に結構な違いがありますし,デザインも大きく異なります。

値段もさらに半額となるため,失敗したときのリスクをさらに抑えることができるところも見落とせないポイントでしょう。

機能に比べれば見た目は二の次かと思いきや,自分の好みのデザインが反映された寝室は見ていてワクワクしますし,色々と睡眠環境を整えようという気持ちが生じるので,意外と重要です。

なお,他社製のソナタピローは,低反発で沈み込むので寝心地はやわらかい反面,夏は暑く感じることがありますし,高さ調節ができないため,起きると首が痛いことがありました。

MP2050に特有のパイル面側も試してみましたが,ムアツ側と比べると何となく安っぽい感じがあり,パイルを枕カバーの中を移動させて寄せるという作業も手間に感じましたが,丸洗いすることは可能でしたし,いったん配分を決めてしまった後はそのまま使うだけなので面倒な作業はないです。

結論として,私はMP2100の方を使うことにしましたが,その理由として考えられることとして,長年使っていたテンピュールの枕と形が似ていたということがあり,受け入れやすかったからかもしれません。

上の写真で改めて確認してみても,両者が似通っていることは明らかです。

いずれにせよ,理想の枕選びは数多の試行錯誤の先にあるように思います。

その点,高さ調節のしやすいムアツはテンピュールなどの枕よりも優れているように感じました

 

 

まとめ

2種類のムアツまくら

以上,昭和西川のムアツまくらのラインナップとそれぞれの特徴について言及した後,上位版と廉価版のレビューをしてきましたが,いかがだったでしょうか。

良質な睡眠は毎日の生活を豊かにしてくれますが,マットレスと並んで,枕の質にも是非こだわってみたいものです。

普段,低反発を使っていた私にとってみれば,ムアツまくらは高弾性という新しい寝心地を提供してくれました。

快適な睡眠をサポートしてくれた他,特に夏場の暑さを軽減してくれたのは有難かったです。

とはいえ,掛布団をタオルケットからガーゼケットに代えた影響も大きかったので,寝具のトータルケアについても考慮しつつ,理想の寝室構築にこれからも邁進していきたいと思っています。

ムアツは冒頭で示した公式サイトや,以下のような公式が運営するECサイトを利用して購入しましょう↓

最後までお読みいただきありがとうございました。

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