今回ですが,「自宅で筋トレを行う際におすすめのグッズ」をいくつか紹介してみたいと思います。
家でトレーニングするメリットはお手軽なところで,例えばジムに行くのと比べると,出かける必要がないので時短に繋がりますし,施設の利用料(1ヶ月1万円くらい)がかからないので安く済むわけですが,その反面,行う内容によっては満足な効果が得られません。
そこで,トレーニング効果を高めるグッズを使うことになるわけですが,例えばかなり重いダンベルを用いるような場合,ケガのリスクも高まってしまうので,こちらについては手厚く対処する必要があります(これは,ジムに通う場合も同様です)。
以下では,まずトレーニングの負荷を高めるものから始め,続いてケガの予防に繋がるグッズを紹介することにしましょう!
自宅での筋トレにおすすめのグッズ
自宅でできるトレーニングとは言えども決して侮ることなかれ。
しっかりと負荷をかけて行えば,目に見えるほどの成果が得られます。
もちろん,特に何かグッズを購入せずともトレーニングすることができ,それこそ,筋トレ用に作られた動画が利用できてしまう時代ですが,無料であるからこそ元を取ろうと欲張ることがないため,すぐにマンネリ化してやらなくなってしまうことが多いです。
その反面,新しいグッズを買うとモチベーションが高まり,自重(自分の体重)のみで行った時よりも容易に筋トレの効果を高めることができます。
以下で,特に重要なものを紹介していきましょう!
ダンベル
自宅においてダンベルの恩恵は特に大きく,数十キロする重さのダンベルを使ってトレーニングしていくことができれば,短期間で想像以上の成長を感じられるかと思われます。
1つのダンベルで重さを複数通り変えられるものを購入するのがおすすめで,最大重量が20kgのものを2つ購入するのが定番ですが,男性で長期にわたってトレーニングし続けるつもりであれば,40kg近い重さのものを2つ揃えてしまうのがおすすめです。
30kgまでは比較的順調に伸び,その後は苦しい戦いとなるとはよく聞くもので,私はフレックスベルの36kgのものを購入しましたが,見た目が非常に良くコンパクトで,すぐに重さの切り替えができるので重宝しています↓
ダンベルプレスを行う際,オンザニーがしやすいところも忘れてはいけません。
高重量のダンベルを扱う際には必須とも言えるテクニックですが,端が平坦ではないとやりづらいです。
動画で正しい動きを確認して慎重に行うことをおすすめします↓
私はフレックスベルを数十年間使っていくつもりですので,一生ものの買い物だと考えれば決して高いものにはならないでしょう。
現在挙げている重量は21kgとまだまだですが,死ぬまでにダンベルプレスで36kgを挙げることを密かな目標として楽しくやっています。
インクラインベンチ
もちろん,トレーニングベンチは別に購入するようにしてください。
私は知識がないときにフラットベンチを購入してしまった関係で,角度の付いた腹筋台を別に購入しているのですが,場所を取るのが難点かつ用途も限られてしまいますので,角度を付けられるインクラインベンチの方が圧倒的におすすめです↓
角度を付けたベンチでのダンベルトレーニングは種目数が多くなり,今はまだその恩恵がわからずとも後々重宝することになります。
フラットの状態にすればキックバックやブルガリアンスクワットができますし,インクラインの状態にして腹筋や背筋にアームカールを行うこともできるでしょう。
アブローラー
アブローラーというグッズは説明の必要がないほど有名ですが,知らない方のために説明しておくと,腹筋を鍛えるのに重要で,値段は圧倒的に安いにもかかわらず,初めて使った人は病気にかかったのではないかと思えるほどの筋肉痛に後で見舞われるくらいに大変効果の高い筋トレグッズです↓
私は同じくらいの価格帯のプッシュアップバーも利用していますが,効果としてはアブローラーほどではありません。
シェイカー
また,別の角度から考えた際に,筋肉を効率良く発達させるべく,プロテインを飲むことは重要です。
そしてその際,シェイカーを使うことになるかと思われます。
スクリューキャップ式のものが数百円で購入可能で,最近はプロテインダイエットも流行っていますので,多くの人が1つはすでに所持しているかもしれませんね。
なお,最近は「ブレンダー」と呼ばれるステンレス製のボールみたいなものが簡単に手に入りますので,ZAVASやVALXのプロテインであれば必須級ではありませんが,武内製薬やボディウイングの出している比較的値段の安いプロテインを使う際には,粉末が溶けやすくなるのでおすすめです↓
トレーニングノート
筋トレのメニューがある程度決まってきたら,トレーニングノートを取っておくと,自身の成長度合いが後で確認でき,モチベーションの上昇に繋がります。
つい先日にも,数年前に使っていたノートが見つかり,当時からだいぶ成長したなと思う部分があった反面,同じような悩みを抱えていて面白かったです。
最初はどのように書くのかもわからないと思われるので,ゴールドジムのノートなどを買っておくと,1冊終わるころには基本的な書き方が身に付きます(104日分あるので,週に2回使うと52週分は1年以上使える計算になります)↓
ゴールドジムのショップでなくても,Amazonでも買えてしまうことは意外と知られていないかもしれません。
このノートには,基本方針であったり,「スーパーセット法」や「ドロップセット法」といった筋トレメニューの組み方だったり,身近な食べ物の栄養成分が収録されており,読み物としても学びがある構成です。
自宅筋トレのケガを予防するおすすめグッズ
続いて,筋トレ中のケガ予防ができるグッズを紹介しますが,ダンベルを使用することを前提としたものになります。
自重でやる場合はケガのリスクが少ないので,こういった重装備は不要です。
なお,私の場合,重いダンベルを使うと手首が最も傷みやすく,何のケアもしていなかったときは,ドアノブを捻る動作や少し重めの食器を手で支えられないくらいのダメージを負ったこともありました。
リストラップ
間接というのは年を取るとともに回復が遅くなっていくようで,特にダンベルの扱いに慣れていなかったり,ダンベルを重くしたタイミングだったりで,手首を痛めないよう,リストラップを利用しましょう。
これを装着することで,重いおもりを持った際にも手首が変な角度になりません↓
ただし,私は他の競技に用いているリストバンドを転用しているのですが,マジックテープで締め上げて手首に圧力を加えてくれるものであり,普通の綿素材のものでは不十分です。
パワーグリップ
なお,ダンベルでまめができないようにするのと,重いダンベルを長時間握り続ける握力を持たすためにパワーグリップを併用していますが,手首が私ほど弱くなければ,これら2つの代わりにリストストラップ(ひも状のもの)を使うでもよいかと思われます↓
上で示したものはVERSA製のグリップですが,これはゴールドジムのグリップと同じもので,値段が少し安いです(違うのは色と文字だけです)。
レザーベルト
続いて,デッドリフト張りに,スクワットをする際にダンベルを持ちながら行うような場合,腰を痛めてしまう恐れがあるので,レザーベルトの使用をおすすめします↓
これはダンベルプレスの際にも使っていますが,トレーニング時の姿勢がいまいちで,ベルトなしだと腰が痛くなってしまう私のような方は是非使いましょう!
私がベルトを使用するのはダンベルプレスとスクワットを行う時のみですが,もしも腰を怪我してしまえば治りづらいでしょうし,慢性化して2度とトレーニングが行えなくなる可能性があるといっても過言ではありません。
スクワットは大きな筋肉を鍛えられるトレーニングなのでやらないわけにはいきませんし,重いダンベルを両手に持って行うほどに効果が高まります。
ダンベルプレスも大胸筋が鍛えられる貴重なトレーニングの1つです。
どちらも外せない種目なわけですから,長い目で見てもベルトの使用をおすすめします。
膝サポーター
それ以外に私は膝の保護も行っているのですが,その際に使っているのがD&Mのサポーターです↓
これは値段が安く,装着しやすい割に効果が高く,日常生活においても重宝する他,ジョギングにも使えますし,もちろん各種スポーツにも使えます。
自宅でのトレーニングでは,これまたスクワットにおける膝痛を予防することが可能です。
まとめ
ここまで,自宅で筋トレを行う場合のおすすめグッズについて,極力長くならないよう注意しながらポイントをかいつまんで紹介してきました。
ちなみに上に示したグラフは,コロナで鈍った身体を4月の終わりから自宅トレーニングを行って,身体を鍛え直した際の,骨格筋率の変化を毎日記録してきたものです。
体脂肪や体年齢なども同様でした(これらは右下がりのグラフになります)が,順調に改善されてきていることがわかります。
人生100年時代と呼ばれるようになりましたが,ジムでトレーニングに勤しむ高齢の方々を目にするたびに,「自分もこのような人になりたい」と思わされるものです。
その反面,フットサルなどの練習に加わっている最中にアキレス腱を断裂するなどのケガを負い,仕事に支障が出るなどの理由から2度と運動を行わなくなった知り合いを何人か知っています。
それほどまでに怪我は,年齢を重ねた人間にとっては致命的になりうるもので,予防のためにはどれだけ念を入れても足りないくらいです。
アスリートでもなければ,週に2回も筋トレができれば十分でしょう。
その習慣を早く身に付けて実践できさえすれば,それこそ何十年もかけてボディーメイキングができることになり,それはすべての資本となる身体づくりを充実させることに繋がります。
自分の思い描く理想的な身体を目指して,負荷を変えていきやすいダンベルを使って高み(高重量)を目指し,しっかりと怪我予防のためのグッズも併用しながら,これからの毎日を充実させていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。