今回はパナソニックのヘアドライヤーから「ナノケア(上位機種のEH-NA9A)」をレビューしていきましょう。
速乾と髪質改善が評判のナノケアシリーズですが,それを支える機能にはどのようなものがあり,実際に使ってみた感想はどのようなものなのか述べていきます。
ナノケアの魅力
このナノケアシリーズですが,大体ランキングをみると何かしらがトップ5に入っていますし,愛用者は昔からいます。
シリーズ累計は2019年の3月時点ですでに1,000万台を超えていました。
実際に私も4年ほど前から同シリーズのドライヤーを使っていましたが,ちょうど先月,外国人が認める世界最強の日本製品ベスト18にこのナノケアが登場していたのが買い替えの大きな理由です(「世界が驚いたニッポン!スゴ~イデスネ!!視察団」の2019年3月27日回)。
そこに登場していた方曰く,世界一になったヘアスタイリストさんのサロンでも日本製のドライヤーは使われているそうで,外国人が特にナノケアを評価している理由は「速乾性に優れ,髪を傷めずに済むところ」だそう。
髪を早く乾かせるということは,熱風を長時間髪にあてずに済むわけですから,それだけ髪に与えるダメージは少なくなるわけです。
他にもYouTubeを観ると雑誌モデルの子も使っていましたし,もちろん何気ない感じで映り込んだだけで案件じゃない感じでした↓↓
しかし一体どのような機能により,こうした評判は支えられているのでしょうか。
次章では,ナノケアが備える特長についてみていきましょう!
ナノケアの特長
ナノケアシリーズ最大の特長は「速乾ノズル」にありますが,髪質の改善に働きかける「ナノイー」やミネラルマイナスイオンが噴射されるところもおすすめです。
そして,ボタン1つで7つのモードが切り替えられるところもわかりやすいですし,色々な使い方ができて楽しいと思います。
以下で1つずつ見ていきましょう。
速乾ノズル
風の強弱差をつけることで初めて髪はなびきます。
なびく分,一定の強さの風を当てた時よりも水分が多く飛んでいくという理屈です。
上の速乾ノズルをみてみましょう。
真ん中にある大きな2つの穴から強い風が,加えて円周部分からは弱い風が同時に出るため,先ほどの強弱差を生み出すことになって,効率良く髪を乾かせることになります。
余談ですが,パナソニックの工場には美容モニタールームがあり,乾き具合のデータが年間50万件近く収集されているとのこと。
調べると,このノズル開発の裏で100個以上の試作品が作られていました。
それだけ多くの工夫と改善を重ねてきたのですね。
ナノイーとダブルミネラル
このナノケアは「ナノイー(造語)」という微粒子イオンとミネラルマイナスイオンを発生させられるので,髪の水分量を調節し,うねりずらく艶があり,スタイリングしやすい髪にできます。
上記ドライヤー画像の左右に1つずつ付いているのがミネラルマイナスイオンの噴出口で,水に包まれているナノイーはであり,水分を集めて作り,真ん中の大きな噴出口から出てくるとのこと。
これを髪に当てることにより,髪質がドライヤー後に変化し,ブラッシングした時にも傷みにくくさらには紫外線の影響も少なくできるといった恩恵が受けられます。
正直,目に見えないマイナスイオンにどれほどの効果があるのかどうかはよくわかりませんが,このドライヤーには「スキンモード」と呼ばれる機能が搭載されており,それによって肌の潤いまでケアできるそうなので,ナノイーには保湿効果が期待できそうです!
豊富なモード
電源スイッチをターボ・ドライ・セットの3種類に切り替えて風の強さの調節ができるのは,どんなドライヤーにも付いている当たり前の機能でしょうが,ナノケアが高機能なのは,風温切り替えボタンまでもが付いているところです。
これらを組み合わせることで,
- 温風モード
- インテリジェント温風モード
- 温冷リズムモード
- 毛先集中ケアモード
- 冷風モード
- スキンモード
- スカルプモード
の7つのモードが使用できます。
2つ目のインテリジェント温風モードというのは,周囲の温度にあわせて温風を調節してくれる機能ですし,温冷リズムモードでは,冷風も交えながら髪を乾かすことが可能です。
4のように毛先の仕上げに適した風を作ったり,地肌に優しい温風を出す7のスカルプモード,さらには先ほど言った肌ケアできる6の弱い冷風まで作れるのは嬉しい機能だと思います。
それでは次章で実際のナノケアのセット内容をみていきましょう!
ナノケアのレビュー
今回レビューするのは,Panasonicの「EH-NA9A」という機種です。
ほぼ同一のEH-CNA9Aという機種がありますが,髪をセットするときに使うノズル(私はあまり使いませんが)の色が,前者は半透明であるのに対し,後者は本体と同じ色という違いがあります。
定価は20,000円を超えてしまいますが,発売から少し経っているからか15,000円程度で購入できました。
使い方はわかりやすく,洗髪後に風をターボかドライにして全体にあてるだけです。
ここまではどのモードを使うときも共通の手順となり,熱かったときは風温ボタンを1秒以上長押しすればインテリジェント温風モードに変わり,温風を自動で調節することができます。
9割ほど乾かしてからは,温冷リズムモードまたは毛先集中ケアモードを使いましょう!
髪の内側かつ頭頂部から手ぐしを通しながら行いますが,後者は毛先の痛みが気になる方におすすめです。
一方で地肌をスカルプモードで乾かしたい方は,7割ほど乾かしてから行ってください。
最後に風温切り替えボタンでHOTを選び,髪全体を乾かします。
数年前に購入した下位機種も速乾性に優れていましたが,パワーの違いは明らかですし,仕上がりの感じも断然こちらの方が優れていました↓↓
大きくなる分,重さは増えてしまいますが,このドライヤーが出す圧倒的な風量の前には誰もが驚きますし,見た目にも高級感があります。
ドライヤーは使う頻度が多いので,箪笥の肥やしになる心配もありません。
まとめ
以上,Panasonicが世界に誇る「ナノケア」というドライヤーの機能紹介と上位機種のレビューでした!
今回紹介した特長についてまとめると,以下のようになります↓↓
- 速乾ノズルにより,乾かす際の髪のダメージを減らすことができる
- ナノイーとミネラルマイナスイオンで髪質が改善する
- 7つのモードで,いろいろな使い方が楽しめる
「女の命は髪」であるとも聞きますし,乾燥時間の短縮による髪へのダメージの減少や,ミネラルマイナスイオンによる髪質の改善,さらには顔や頭皮のケアまでできて,毎日ドライヤーを使うのが楽しくなるナノケアですから,値段の問題さえ納得できれば良い買い物になること間違いなしです!
売値やポイント還元などを見比べて,お得なお店を探してみてください↓↓
最後までお読みいただきありがとうございました。