何かを始めるには良い季節となり,コロナが落ち着きを見せたことも重なって,バスケット用品を一新しました。
ボールや着る物についてはもちろんですが,これまで手を出せずにいたボールをケアするためのグッズであったり身体を労わるためのグッズだったりも購入しています。
ボールも一昔前とは素材が変わっていて,ワックスやクリーナーがどの程度,その持ちに繋がるのかといった情報は,多くの方が気になっているところでしょう。
これらは長く使ってみないことには確かなことは言えないのですが,これから1年をかけて更新していくつもりでいますので,たまに覗いてみてください。
バスケットボールに役立つグッズについて
バスケットボールを本格的に練習しようと思った場合,ウェアやシューズの購入が真っ先に頭に浮かびますが,それ以外にも様々なお役立ちグッズが売られています。
例えば,ボールをきれいな状態に長く保てるクリーナーやワックスの他,ボールの弾みを調整する際に使う圧力計のようなものも存在するわけです。
さらには,私が愛用しているザムストのサポーターのようなものも広義のグッズに入れられると思いますが,今回は変わったパッド付ショーツを購入しました。
その他にもいくつかの種類があり,当記事で今回紹介するものをメーカー名と共に箇条書きにすると以下のようになります↓
- バスケットボール用ワックス(molten)
- ボール用置台(molten)
- ボールクリーナー(molten)
- ボール専用圧力計(molten)
- 空気針用潤滑剤(molten)
- 滑り止めシューズクリーナー(MIKASA)
- グリップスプレー(Grip-Spray)
- パワーアームスリーブ(MCDAVID)
- BRAVE-PAD SHORTS(zamst)
- JYURYU TOP(cw-x)
全部で10種類となりますが,前の5つがボール周りの関連グッズで,後者はプレイ中のパフォーマンスUPに繋がるものです。
moltenが多めですが,さすがに外すことはできません。
最近,ペンケースも買ってしまいましたが,色々なものがあるので公式HPを覗いてみてください↓
なお,先に挙げたボール周りのグッズについては中々に書くことが多いので,さらに半分に分けて説明していきたいと思います。
バスケットボールのケアグッズ
それでは早速,バスケットボールのケアグッズから紹介していくことにしましょう!
ちなみにボールですが,moltenの一番良いやつ(B7G5000)を使っています。
Bリーグの試合球として有名なものですが,皮に特徴があるので初めて触ったときは柔らかさに驚きました。
とはいえ,社会人の集まる地域のバスケット大会においてもこのボールが公式球です。
普段から本番と同じボールで練習しておくことで,より練習の質が上がるように感じて購入したわけですが,バスケットが上手い同僚たちは,たとえ普段,合皮の安めのボール(値段にしてB7G5000の3分の1くらい)で練習していても問題なく試合で活躍できることがわかっています(私調べ)。
というわけで,実際はチームの練習で試合球として重宝されたり,跳ねたボールを手に取った同僚が「お,すごく良いボールじゃん」とすぐにわかってくれたりするあたりに,購入した喜びを感じるものと言っておきましょう。
なお,先月の試合で私のボールが公式球として使われ,3ポイントを3本連続で決めることができた際に,早速,所有者の恩恵が受けられたように感じました。
さて,そんなNEWボールですが,使い始めはボールの手への吸い付きが悪く,滑りやすいという印象を持つプレイヤーは多いはずです。
ですが,そんなときにバスケットボール用のワックスを使っておくことで,より早く良い状態に仕上げることができます↓
きれいな状態のボールに塗ることが重要なので,購入した新しいボールを使う前に早速使っておきましょう。
このとき,合皮用ではなく天然皮革用のものを購入することに注意してください。
サイズはミニタイプで十分で,私は指3本くらいを使って塗り広げるようにしています(指1本で塗ると時間がかかってしょうがないです)。
なお,塗り終わりはベタベタになるので以下に示すような安い置台に載せて少し放置してから乾拭きしているのですが,余分なワックスを拭きとってしまえば数時間後の練習に使ってもそこまでべたつきは気になりません(理想は1日くらいは置いておきたいものです)↓
Amazonだと最低2つはセットで購入しなければならなかったりするのですが,練習から帰宅して置けるように玄関のところに1つと,掃除したボールを置けるように部屋に1つを置いておけるので無駄にはならないです。
ワックスの効果ですが,ボールの色艶が良くなることはもちろん,革がしっとりするので傷や汚れが付きにくくになるように感じました。
ワックスを塗る前と後を比較してみると,多少の傷があっても目立たなくなりますし艶も出ていることがわかるでしょう↓
なお,練習を開始するとボールが汚れてくるので,その際はクリーナーを用いてまずはボールをきれいにしておきます↓
最初はワックスだけとかクリーナーのみでよいかと考えたのですが,併用してみて,どちらも必要だという結論に至りました。
汚れをクリーナーで落とし,その後乾拭きしてからワックスをすぐに塗るようにすれば,作業は流れるように完了します。
あくまで汚れ担当はクリーナーで,育てたり保護したりをワックスに任せるというのが正しい認識だと覚えておきましょう。
私の練習ペースから判断するに,1週間(10時間くらい)使ったらボールを磨くくらいがちょうどよいように感じていますが,1度の掃除でこれだけクロスが茶色くなるので,結構汚れてしまうことがわかります↓
逆に,クリーナーを使わずにワックスを使ってしまえば,この汚れの上にワックスが乗ることになるわけで,あまり気持ちが良くはありませんよね。
クリーナーについても天然皮革用と合皮革用のものが売られているので注意が必要ですが,後者(例えば野外用のボール)は丈夫な素材でできていて中に液体が浸み込んでいくようなこともないため,私はもっと安い洗剤で洗ってしまっています。
1ヶ月50時間使って全体の4分の1(25ml)くらい減っているので,お徳用を購入する方が賢いかもしれません。
バスケットボールの弾みを調節するグッズ
バスケットボールの弾みについてですが,私は以前,買ったばかりのボール(JB5000)があまり弾まないと同僚に指摘されたことがトラウマです。
そのため,今回同じような失敗を繰り返さないよう圧力計を購入してみました↓
ちなみに,この上位版として,molten PGPというものがあるのですが,値段は5倍近くしますので私はおすすめしません。
使い方は簡単で,ボールに根元までしっかり差し込むだけで勝手に計測されますが,この状態でボタンを押すと空気を抜くこともできます。
なお,空気針を入れる際にボールが破損しては困るということで,空気針用潤滑剤も併せて買っておくと安心です↓
こちらは実際どの程度効果があるのかわかりませんが,空気入れや圧力計を使う前にこれに針を浸しておくと潤滑材のグリセリンが付着して,すんなりと針が入るようになります。
これと空気入れを日常的に持ち歩けば,ボールが跳ねないプレイヤーを見かけた際にスマートに対応できるでしょう。
近くの公園に個人練で行ってみても,跳ねないボールを使っている方を意外に見かけるので,率先して声掛けするようにするとありがたがられるはずです(もちろん,迷惑がられないよう,配慮は必要ですが)。
ところで,先の圧力計をボールに刺して,圧力をバスケに最適な500~600hPaに調整しても,思ったほどには弾まないことがあります。
この場合,自分の感覚の方が正しいことがほとんどで,バスケットボールのルールブックを読んでみると,
180cmの高さから落として120~140cm跳ねること
との記載がありました。
ここでhPaの話は出てきていないことに注目です。
あくまで,バスケットボールの実際の跳ね具合が重要だとされています。
さて,自分の身長から逆算すれば,180cmがどのくらいの高さかは簡単にわかるでしょう。
あとは120~140cmがどのくらいなのかですが,胸くらいの高さ以上に跳ねることが目安です。
とはいえ,これは自分の身長によって異なるため,一度120cmが自分の身体のどの位置にくるのかくらいは測って知っておきましょう!
多くの場合,空気圧は最適な範囲を超えてしまうのですが,ボールが規定ほどに跳ねないのであればやむを得ません。
とはいえ,圧力的にオーバーしている意識を持ちながら慎重に空気を入れられるのは,圧力計で事前に測っているからでしょう。
本章で紹介した2つのグッズは絶対必要なものではありませんが,あればあるで無駄にはなりません。
バスケのパフォーマンスを上げるグッズ
ここからは自身のバスケットボールのパフォーマンスを上げるためのグッズをいくつか紹介したいと思いますが,新品で買ったバスケットシューズの底を毎回練習のたびにシューズクリーナーを使ってきれいにしておくと色々お得です↓
これと雑巾を一緒にまとめておいて練習に持っていくことをおすすめします。
とはいえ,体育館が埃まみれのときは何よりもモップ掛け(水で濡らす)を優先すべきですし,バッシュの質が悪ければ,いくらクリーナーを使っても滑るので,あくまで良いバッシュを使うことを最優先にしてください。
新品のグリップ力を上記のクリーナーを使ってできるだけ長く維持していくイメージです。
バッシュがキュッキュッと言う音は大変心地の良い響きに感じますが,それだけフットワークもしやすくなります。
なお,ボールハンドリングやシュート率の改善に役立つものとして,以下のようなグリップスプレーが有効です↓
両手に1~2プッシュして,あとはタオルで軽く拭くようにすると,手がややべたつくようになり,ボールを掴みやすくなります。
試合で周りの様子を見ていても,結構多くの人が使っているように思いますし,野球のメジャーリーグじゃないですが,手をベタベタにして反則を取られるようなこともないので積極的に試してみてください。
バッシュのクリーナーよりもパフォーマンスUPの効果は実感しやすく,再現性があります。
シュート率のアップで言うと,腕を安定させるアームスリーブを利き手に付けるようになりました。
私の実践例になりますが,これだけの工夫で翌週の3ポイント成功率が8%上がったため,それ以来,試合に練習にと欠かすことができません。
日焼け止めにもなりますし,そもそも年齢を重ねたプレイヤーであれば,わざわざ無理をしてまで筋肉に負荷をかける必要もないです。
サポーターも同じですが,何にも頼らず自分の身体を成長させるようではすぐに怪我をしてしまうでしょう。
そうなってしまえば,選手生命の危機すらあるわけです。
ゆえに,予防として使えるものは使っておきましょう。
なお,アームスリーブのおすすめはマグダビッド社のもので,手が疲れにくく安定してシュートが打てるようになります↓
ずり下がってくることもなく,大変良好です。
この他,zamstのBRAVE-PAD SHORTSも購入しました↓
これは,練習試合で対戦相手にぶつかられて転倒した際に尾てい骨を痛めたことがきっかけで欲しいと思うようになったのですが,太ももや腰の横をガードするのがメインで,後ろのパッドは尾てい骨くらいにはギリギリ届くか届かないかくらいでイマイチでした。
また,ガードされない脛部分をその後に痛めたので,普段痛めやすいところを基準に考えるのが吉です。
私はcw-xのタイツの方を重宝していますが,どうしても夏場は暑いので5~9月くらいはBRAVE-PAD SHORTSを使うように思われます。
同じcw-xつながりで,上半身のインナーも購入しました↓
多少加圧された方が動きやすくなるのはアームスリーブのときと同じです。
ショーツも基本,cw-xのものをおすすめします。
最近は試合でユニフォーム下にTシャツを着ていると脱ぐよう指導されることも増えました。
試合に出る予定がある方は,ぴったりしたインナーを1つは持っておきましょう。
ノースリーブの他に長袖もありますし,色も白と黒があります。
まとめ
以上,バスケットボール関連のお役立ちグッズの紹介でした。
コメントは控えめになりましたが,これまでのパフォーマンスに満足できていなかった方は直前の章で紹介したようなグッズを揃えることで,すんなりとレベルアップを図ることができたりします。
公式球は1年間は有効との記載がありましたが,1年使った仲間のボールは革の粒々感が消え,色も暗いものになっていましたが,クリーナーとワックスを中心にボールをケアすることでより良い状態で1年後を迎えられるはずです。
多くの同僚はバスケットボールを磨くようなことをしていません。
その中で定期的に磨き続けたボールはどうなるでしょうか。
1年後の報告を楽しみにお待ちください。
なお,ボールに付く傷と言えば,誰かのボールがゴールの裏にハマって落っこちてこなくなったような場合に自分のボールを貸すことになり,その際,金属棒などに向かって結構強めに投げられて傷が付くことが多いです。
または体育館の窓枠に衝突するなどして凹むのでしょう。
このようなことがあった後は,より注意深くケアしてください。
また,大切な試合や練習の前にはボールの跳ね具合を確認し,いつでも空気を入れられるように空気入れを潤滑剤と共に持ち歩きましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。