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病院での健康診断!当日の様子から検査項目まで

今回ですが,病院での定期健康診断を受けてきたので,当日の様子や検査項目を中心にまとめてみたいと思います。

なお,検査項目はオプションとして追加できたり,それこそ人間ドックを選択すれば大変多くの検査を行ってもらうことができるのですが,今回の記事はあくまで「市町村での健康診査レベル」の内容です。

それでは,身長や体重の計測から始まり,胸部X線や尿・血液検査にいたるまで,実際の内容がわかるようにみていきましょう!

病院での定期健康診断について

医者と患者

会社や学校に属していない場合,入学や雇入れ時などにおいて,健康診断が求められることがありますし,それ以外においても,自分の身体の状態を定期的に把握しておくことは重要です。

もちろん,体重や体脂肪であれば,自宅の体重計でも測れますが,それだけで身体の内部情報を多く理解できたとは言えないでしょう。

その点,健康診断を受けると,血液や尿の成分を調べてもらうことができますし,心電図やX線によるチェックで,普通に生活していては知ることができない情報までをも得ることができます

また,体重や身長を測るといっても,医療機関に置いてある体組成計はより多くの項目をより正確に測ってくれるので,判定結果から学ばされることも多いでしょう。

かかる時間は1~2時間ということで大きな障害とはなりませんが,料金については,健康診断であっても1万円以上かかるのが普通で,人間ドックともなれば4万円を超えてしまうこともあります。

これについては命のリスクと受診頻度のバランスを調節する必要があるでしょう。

ちなみに,良心的な病院であれば,細かい料金をHPに示してくれているのが普通なので,そちらを利用しましょう(逆に,料金が不明なところはおすすめしません)。

また,自分が住んでいる市町村のHPをみると,毎年どこかのタイミングで無料健診の案内が掲載されるものなので,タイミングが合えば,積極的に応募してみてください。

どこの病院も予約制であることが多いですが,紹介状が必要な大病院でもなければ,翌週までの間のどこかで予約が取れますし,今回だとなんと2日後でした(もっとも,週末に限定した場合や時期によって異なります)。

定期健康診断に申し込む際の心構えとしては,

  • 10時間は断食する必要がある
  • 腹部や胸部を他人に見せることになる
  • 採尿や採血がある

ことが挙げられ,だらしない身体をしていれば心理的に行きづらくなりますし,採尿のためにトイレに行くタイミングを気にする必要がある他,採血のときに針を刺される恐怖に打ち勝つ必要があると言っておきます。

もっとも,健診を終えてしまえば,「思っていたほどではなかったし,受けて良かった」という感想を抱くこともよくあるものです。

次章では,ある1日の実際の様子についてみていきましょう!

 

 

健康診断当日の様子

女性と看護師

決められた時間にクリニックに行きますが,予め問診票が送られてきたので,記入したものを持っていきました。

保険証の用意や熱のチェックもお忘れなく。

最後に食事した時間についても,時刻まで聞かれました。

今回受診した病院では,昼(14時すぎ)の検診だと朝ごはんまでは食べてよかったようですが,受付での様子を観察していると,用心のため,朝も抜いて来た人が多かったです。

順序に関しては病院ごとに差があるでしょうが,何十年もあるような病院はもうこの手の作業はお手の物のようで,流れるようにポンポンと検診が進んでいきます。

私の場合,以下のような順番でした↓

  • 胸部X線撮影
  • 血圧計測
  • 採血
  • 尿検査
  • 各種計測(体組成・目)
  • 心電図
  • 診察

これらについてもう少し詳しく語っていきます。

胸部X線撮影

呼吸器検査として,胸部のX線を撮影しました。

胸部を機械に押し付けて1分も経たずに終了です。

10年以上前には鉛の入ったエプロン的なものを付けさせられたりもしましたが,そのようなことはありませんでした。

服も着たままです(今回の検診すべてを通して,脱ぐようなことはありません)。

 

血圧測定

血圧の測定は,大きな病院ですと自動で測定する機械もあるのですが,人の手がかかる器具を使う場合もあります。

今回は後者でしたが,即座に計測結果が出て,普通だと教えてもらえました(上120の下74)。

年齢を重ねていない人であれば,血圧に関してはおそらく問題にならないのでしょう。

 

採血

私は採血がとにかく嫌いです。

このせいで,健康診断や献血は避けてきました。

ですが,今回担当していただいた方は大変上手で,3本ほど採血しましたが,まったくの無痛でした。

昔は針を差して抜いていたように記憶していますが,今回のものは極めて細くニョロニョロしたチューブ的なものを繋がれたので,採血器具も改善されてきたのかもしれません。

採血する腕を右か左かで選べましたが,特に作業に支障が出るようなダメージは残っていないので,どちらを選んでも変わらないと思います。

 

尿検査

尿検査ですが,緊張のあまり出なかったらどうしようと心配しがちな性格の方は,3時間前から準備をしておきましょう。

検診前でも水は飲めますので,トイレに行きたくなるギリギリにとどめるようにします。

尿意を催してから1時間は我慢できるはずです。

とはいえ,検診の1時間前にすでに我慢できない状態になってしまったら,トイレで出しきらずに中断するように心がければ大丈夫で,尿検査に必要となる量である25mlを確保するようにしましょう。

また,私のかかったところはそこまで大きくない病院で,トイレは個室かつコップも中に置いて出てこれたので人目を気にすることはありませんでした。

 

各種計測

今回の病院では身長・体重以外に,体脂肪や筋肉量までも調べてもらうことができました。

すべて機械によるもので,靴下こそ脱いだものの,服は着たままで良かったです(着衣分は500gとして計算されていました)。

実際使った計測器については,次章で詳しく紹介します。

データはすぐに印刷してもらえたので,個人的に嬉しかったですね。

なお,腹囲に関しては,メジャーを使って人の手で測られました。

体型は標準ですが,引き締まった身体ではないので,なんだか恥ずかしかったですね。

目については眼底検査も行ってもらいましたが,特殊な薬液を使用することもなく,右目と左目の写真を撮られてあっという間に終了しました。

 

心電図

心電図は横になって,洗濯バサミに似た電極を10ヶ所程度付けられます。

このときも,胸辺りまでまくりあげられた状態にさせられるので,やや我慢が要る時間帯でした。

血圧と合わせて,ここのデータは循環器(血液の流れ方)の検査に用いられます。

 

診察

健康診断の最後は一般的な内科診察もありました。

口を開けて中の状態をみて,触診,さらには聴診器を使った呼吸器の検査など,全体的に診てもらって終了です。

今回の検査結果を郵送にしない場合は,検査結果を受け取る際にも診察してもらうことができます。

 

 

病院の体組成計について

TANITAの身長計付き体組成計の例

病院に置かれていたものは,TANITA製の業務用体組成計でした。

値段にして100万円を優に超える機械を使って行います。

身長や体重のほか,多くの項目の測定がすぐにできてしまうところに驚きました↓

身長,体重,体脂肪率,脂肪量,除脂肪量,筋肉量,体水分量,体水分率,推定骨量,基礎代謝量,体内年齢,内臓脂肪レベル,脚点

これほど多くの項目を測定してもらえると,大変参考になるだけでなく楽しい気持ちにもなります

占いではないですが,人間,自分に関して何か判定してもらえることには,何歳になっても大きな興味を抱く生き物なのでしょう。

ちなみに,今回の結果は,デスクワークばかりの日々を象徴するものとなりました↓

体組成の診断結果

体脂肪率は標準で,筋肉量が少なめだったことから,「運動不足型」という体型判定結果です。

なお,帰宅後に自宅にある1万円台のオムロン社の体組成計で調べてみたところ,体重や体脂肪率にほぼ差はなかった(0.1kg,0.1%の差)ので,市販品もなかなか負けてはいないなと思ったものです↓

ただし,測定できる項目数には大きく差がある他,基礎代謝量は140kcalほど多めに出てしまっていました。

 

 

検査結果について

総合検査報告書の様子

健康診断の結果は1ヶ月くらいして受け取ることができます。

郵送もできたのですが,結果に自信がなかったので病院受け取りにしました(診察がある)。

上はそのときにもらった報告書の写真になりますが,ここに表示されている値のうち,

BMI:体重÷身長(m)の2乗で計算する。22に近いと最も病気にかかりづらい

血圧:最高120mmHg,最低80mmHg未満が正常。収縮期で140/90mmHg以上は高血圧

LDLコレステロール:130mg/dL未満

空腹時血糖値:80~90mg/dLが通常。100 or 110mg/dLがメタボ基準

は目の前で,医師に数値を確認されました。

その他,「心電図」や「眼底検査」の生データに対するコメントがありましたが,「高血圧・貧血・肝機能・糖尿病・腎疾患・脂質異常症・高尿酸血症」の項目でも異常は認められず,「メタボリックシンドローム」判定も非該当でした(カッコで示したものが,健康診断で判定できる項目です)。

久々の健康診断でしたが,具体的な数字として出てくると,変におびえなくて済むようになりますし,根拠なしに楽観的な生活を送ることも避けられるようになりました。

 

 

健康診断を受けてみて

採血後の腕

検査自体は30分,問診までに少し待ちましたが,全体で1時間程度でした。

今回の結果を受けて,意識として変わったことがあります。

まず,当日測ってもらった体組成計の結果を受けて,運動する必要性を感じました。

筋肉量を増やすこともそうですが,まずは,全身運動から始めようと思います。

先月あたりから,地元のクラブチームでの練習が再開となっているので,これからは週2回ほどバスケットボールをして,汗を流す日々を送るつもりです。

なお,尿・血液検査の結果がわかるのは1ヶ月くらい経ってのことでしたが,こちらの結果からは,食生活を見直すことができました。

普段から朝と夜は宅食サービスを利用しているので,食生活はこのままで維持し,体重がBMI=22になるよう維持していきたいと思います。

数値が悪く病気になってしまえば,生活に制限がかかってしまい,好きに食べることができなくなる他,痛かったり辛い思いをすることになるはずです。

そうなると幸せとはほど遠い人生を送ることになるので,それならば野菜を普段から積極的に取っては健康を意識しておくことが正解のように思います。

いずれにせよ,まずは健康診断から始めて,そこで得られた知見をもとに色々と考えて行動することをおすすめします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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