プロテインと言えばザバスが有名で,ザバスメンバーズの制度があった時代(23年3月末に終了)にはタオルやペンなどのグッズを貰えるくらいには愛用していたものです。
しかし,最近はザバス以外のプロテインも台頭してきており,今回紹介する「VALX(バルクス)」もその1つで,周りから「味が美味しいので試してみて」と勧められることが増えています。
プロテインはネットで購入している私ですが,タイミングによって値段差が激しいので,もしも複数メーカーのものが利用できれば,その場その場で安い方を選ぶことができるわけです。
もちろん,そのためには長年愛用しているザバスに勝るか同等のものである必要があり,かなりハードルは高いと思いますが,今回,バルクスのものを試してみることにしました。
継続するのに必要なのは「味の良さ」ですが,「たんぱく質のコスパが高い」ことが前提です。
この2つの基準を念頭に,レビューの方していきましょう!
バルクスのプロテインとラインナップ
バルクスのHPに行ってみると,プロテインに対する思いを知ることができました。
噂に聞いた通り,味にこだわりがあるようです。
詳しい味のレビューは次章で行いますが,主流であるホエイプロテインには15種類以上の味があり,新しいフレーバーの開発にも抜かりはありません↓
具体的な名称を挙げると以下のようになり,ザバスのラインナップに見ないもフレーバーも多いです↓
バルクスのフレーバー例
クッキー&クリーム,エスプレッソ,ティラミス,メロン,バレンシアオレンジ,ピーチ,シャインマスカット,杏仁豆腐,チョコレート,リッチチョコレート,カフェオレ,ベリー,ヨーグルト,バナナ,抹茶,キャラメルマキアート,ロイヤルミルクティー
もちろん,すべてが常時購入できるわけではないのですが,味に力を入れていることが伝わってきます。
ちなみに,バルクスはYouTubeの筋トレの動画でよく見かける山本義徳氏との共同開発ということで,語る内容からも博識であることが明らかです↓
バルクスのプロテインの味の感想
今回は上で登場したプロテインのうち,10種類を飲み比べてみたいと思います↓
採点は以下の5段階で行うことにしますが,2つで迷う場合は0.5刻みにすることに注意してください(4と5で迷ったら4.5とするといった次第です)↓
- 飲みづらい
- 飲めなくはない
- まあまあ
- 美味しい
- とても美味しい
また,水で溶く場合と牛乳で溶く場合とで味が大きく異なるため,1つのフレーバーに対して2つの飲み方を試したいと思います。
抹茶(評価3~4)
水で溶いた場合:評価は3。水で溶くとミルク感があり,最初は甘い感じを受けるが,最後の方はすっきりと飲める。苦みはほぼなく,確かに抹茶風味である。
牛乳で溶いた場合:評価は4。水で割ったときに感じた甘みはミルク内に溶け込んでより控えめになって良い。牛乳自体の味も感じられる。
チョコレート(評価3)
水で溶いた場合:評価は3。すっきりと飲めるが,他社もチョコには力を入れていて,特筆すべきところはない。
牛乳で溶いた場合:評価は3。こちらもすっきりと飲める。ザバスのものが甘すぎると感じる方はこちらの方がおすすめ。牛乳感がわかりやすい。
キャラメルマキアート(評価3~4)
水で溶いた場合:評価は4。甘いけれどキャラメル特有の苦みがすぐに来るので,後味はすっきり。
牛乳で溶いた場合:評価は3。まあまあの味ではあるが,牛乳と混ぜて,味が良くなった感じは受けない。
カフェオレ(評価は4~4.5)
水で溶いた場合:評価は4.5。キャラメルマキアートから苦みを取り除いた感じ。良い甘み。
牛乳で溶いた場合:評価は4。こちらも苦みを感じず,牛乳の甘みを邪魔しない。
ベリー(評価は3~4.5)
水で溶いた場合:評価は4.5。酸味があって濃厚な味わい。水との相性はかなり良い。
牛乳で溶いた場合:評価は3。ヨーグルト感があるが4を付けるほどではない。
レモネード(評価は4~4.5)
水で溶いた場合:評価は4.5。酸味があってすっきりしたレモン味。レモン水が好きな人におすすめで,炭酸水で溶いてみるのも良い。
牛乳で溶いた場合:評価は4。ドロリと濃厚な味わいで,チーズケーキのようである。
ヨーグルト(評価は3~5)
水で溶いた場合:評価は5。レモネードのときと同様,水との相性が良い。味はピルクルに近く,大変好みの味。
牛乳で溶いた場合:評価は3。レモネードと比べるとパンチが弱いが,同じようにドロッとするので,気持ち多めの牛乳で溶くのがおすすめ。
バナナ(評価は2.5~3)
水で溶いた場合:評価は2.5。バナナ特有の嫌な味がするが,全体として甘いので打ち消されている。バナナは香料が強すぎて香料が強い製品も多いので,それと比べればマイルドな味。
牛乳で溶いた場合:評価は3。水よりも牛乳との相性が良いが,両者ともに深みはない。
杏仁豆腐(評価は2~4)
水で溶いた場合:評価は4。このまま固めれば,本物の杏仁豆腐ができるのではと思う味。他社製品にあまり見ない味で斬新。
牛乳で溶いた場合:評価は2。牛乳との相性は良いとは思わず。杏仁プリンという商品があるのか知りませんが,ミルク感が強いのでそのような感想となり,私はそれよりも杏仁豆腐の方(この場合,水で溶いた方)が好きです。
ロイヤルミルクティー(評価は3~3.5)
水で溶いた場合:評価は3,茶葉の苦みが感じられるが,牛乳なしでもすでにクリーミーである。
牛乳で溶いた場合:評価は3.5。ミルクが多くなった結果,ロイヤルミルクティーという味のバランスが崩れてしまうが,新しい飲み物として,水で溶いたときよりも好み。ただし,ミルクティー感があるのは水で溶いたときである。
ザバスとの比較
現在飲んでいるのは,ザバスのバナナですので,これとバルクスのバナナ味の栄養成分を比較してみましょう!
どちらも30gの表示となります↓
バルクス | ザバス | |
エネルギー | 116kcal | 119kcal |
たんぱく質 | 21.4g | 21.4g |
脂質 | 1.2g | 1.9g |
炭水化物 | 4.7g | 3.9g |
タンパク含量 | 77.7% | 75% |
ザバスと比べると,たんぱく質量は見事に同じで,バルクスは脂質が少なく,炭水化物が多めでした。
ただし,バルクスのものには,ザバスには含まれていたビタミン群(B1,B2,B6,ナイアシン,C,D)の配合がないところは覚えておきたいところです。
まとめ
今回,バルクスのホエイプロテインを飲み比べてみて,評価が高かったものは以下のようになりました(数字は評価です)↓
評価が高かったフレーバー
水で溶いた場合:ヨーグルト(5),カフェオレ(4.5),ベリー(4.5),レモネード(4.5)
牛乳で溶いた場合:レモネード(4),カフェオレ(4),抹茶(4)
なお,私は水で溶くことの方が多いので,今回紹介した中では「ヨーグルト」の他,牛乳で溶いた評価も高かった「カフェオレ」と「レモネード」をしばらく購入してみたいと思いました。
たんぱく質の量を調べてみると,バルクスのホエイプロテインはザバスと遜色なく,十分代用できるものです。
ちなみに,ザバスではリッチショコラとヨーグルトとバナナが好きでローテーションを組んでいる私ですが,今後はそれにバルクスの先の3種を加えた6つのプロテインを候補とし,注文するタイミングで値段が一番安くなっているものを頼むようにしようと思います。
今回のレビューで用いたバルクスの使い切り小袋のセットはコスパは悪いですが,一度味が決まると,選択肢が増えるので,元はすぐに取れるはずです↓
Amazonや楽天の公式サイトだとお試しのトライアルが利用できる他,楽天ではふるさと納税の返礼品にもなっています。
いずれにしても,味の感想は個人差が大きいものなので,是非,好きなプロテインの味をみつけてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。