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メゾンキツネの香りはどう?シャンプーやハンドクリームの使い勝手は

今回は,2025年の春に初登場した,メゾンキツネの「キツネ ビアン エートル」という香りを体験してみたいと思います。

バリエーションとしては潔くヒノキの香り一択ですが,ミドルノートを中心に良い香りが長続きする他,ラインナップであるハンドクリームやシャンプーやコンディショナー,そしてハンド&ボディソープの間でまったく同じ香り方はしません。

もっとも,同類であるようには感じますし,控えめな良い匂いや品質の高さにメゾンキツネらしさがありました。

以下では,概要の他,実際に使ってみた際の感想を中心にまとめていくことにしましょう!

キツネ ビアン エートルについて

メゾンキツネの香りのラインナップ

フランス語でKITSUNÉ BIEN-ÊTREと綴りますが,カタカナ表記だとキツネ ビアン エートルとなるようです。

2025年4月に登場し,ラインナップは

  • オードパルファン
  • シャンプー
  • コンディショナー
  • ハンド&ボディソープ
  • ハンドクリーム

の5つです。

調香師の方はBarnabé Fillion氏で,香りはNote de Hinokiと名付けられ,公式からのメールでは「心の安らぎや旅,特別な場所を思い出させる香り」と説明されていました。

なお,製造販売元は,大阪にある日本コルマー株式会社(つまり国産)です。

解説員
解説員
今回,メゾンキツネの公式オンラインストアで購入するとサンプルが貰えたので,オードパルファンはそちらを用いてレビューしている他,以下では香りの強さを5段階に分けて説明しており,強烈に香るものを5,弱い香りを1と評価していることにご注意ください。

 

 

メゾンキツネの香水

メゾンキツネの香水

メゾンキツネの香水の強さは「4」で,トップノートではそれなりにスパイシーな刺激が感じられたものの,少し経つとマイルドな匂いに変わりました。

ちょうど,Tシャツの内側の空間に向かって吹きかけたのですが,大きく動いたときにほんのり香る程度です。

香りで「ヒノキ」と聞くと,アロマオイルの強烈な匂いが想像できるかもしれませんが,メゾンキツネの香りはそれとはもはや別物で,目を瞑って嗅いでみると,遠い位置にようやく木材を感じ取ることができました。

分類上はオーデコロンではなくオードパルファンに当たるため,匂いが表立って主張してくることはないのですが,そこがむしろ日常使いするのには適していて,個人的に大変気に入りました

解説員
解説員
ちなみに,我が家のクローゼットに入っている服の3分の2はメゾンキツネ製です。

 

 

メゾンキツネのシャンプー

メゾンキツネのシャンプーとコンディショナー

メゾンキツネのシャンプーですが,香りの強さを判断してみると「1」です。

もっとも,水に濡らした髪に付けているわけですから,ほんのりした香り程度にまで弱まってしまうのでしょう。

とはいえ,香水のときとの違いに意表を突かれてしまった私です。

泡パックした状態でも特に強い匂いは感じませんでした。

液体は無色透明で,泡立ちは普通です。

ただし,注ぎ口の形はポンプ式ではないため,好きな量だけを取ることができて使いやすく,洗いあがりはギシギシせずにストレスフリーでした。

成分にシリコンは含まれておらず,コンフリー葉エキスを確認できました。

 

 

メゾンキツネのコンディショナー

メゾンキツネのコンディショナーの注ぎ口

続いてコンディショナーですが,香りの強さは「3」です。

シャンプーと比べて香りが強いように感じます。

香水のミドルノートに近い香りがした他,洗いあがりの髪はしっとりとして,乾かすとサラッとなったところが使いやすかったです。

内容物ですが,白色でドロッとした感じのもので,注ぎ口からすぐに出てこないことがありました。

もっとも,他社の製品でも同タイプのコンディショナーは多くみられ(ルベルなど),ポンプ式の注ぎ口であっても冬に気温が下がった状態だと内容物を出すのは容易ではないので,本品だけが悪いわけではありません。

 

 

ハンド&ボディソープ

メゾンキツネのハンド&ボディソープ

こちらは2種類の使い方ができますが,ボディソープとしてみた場合,泡立ちが悪いように感じます。

香りの強さは「2」となり,バスルームを後にして,少し経ってから入り直したときまで香っているようなことはありません。

液体の色は淡黄色で控えめに香るため,流し終えた後,身体に匂いが残るようには感じませんでした。

他社製のものだと,香水のように長く香るボディソープも出ているくらいですが(例えばミルクバオバブ),本品はそのようなことはないので注意してください。

なお,ハンドソープとしてみた場合,控えめな泡立ちや水切りの良さが光り,手に強い匂いが残らないところが使いやすいです。

成分には,潤いを与えて肌を保湿するグリセリンの他,整肌や保湿目的で使用されるシャクヤク根エキスが配合されており,洗いあがりは肌がスベスベになったので驚きました。

 

 

メゾンキツネのハンドクリーム

メゾンキツネのハンドクリーム

メゾンキツネのハンドクリームの香りの強さは「4」です。

ちゃんと香りますが,きつい匂いではありません。

メガネをかけ直す時などに香りが意識される程度ということで,これならば外でも使いやすいでしょう。

柔らかい香りとは裏腹に保湿力は高く,ハンドクリームとしての用を十分に足してくれます。

容量の50gは普通の大きさで,成分的には

  • 保湿成分(シア脂やグリセリン)
  • 美容成分(シャクヤク根エキス)

を確認できました。

マウスを触ったときにわかりましたが,メゾンキツネのハンドクリームはあまりべたつきません。

 

 

まとめ

メゾンキツネのハンドクリームを鞄にしまう様子

以上,メゾンキツネの香りについて,シャンプーやハンドクリームなどの製品を実際に用いて,私の抱いた感想を中心に述べてきました。

私自身,強烈な匂いのする製品を使用することに慣れてしまっていたこともあり,今回試したものの控えめな香りに意表を突かれてしまいましたが,ハンドクリームや香水まで付けると身体全体がメゾンキツネの香りに包まれてリラックスできます。

もちろん,商品自体は何も不満が残らない良質なものでした。

商品の見た目は茶色と緑が自然を感じさせるものとなり,メゾンキツネのファンにはシャンプーやコンディショナーも含めてトータルで揃えることをおすすめしたいと思います。

強い香りを期待しない方であればハンドソープが使いやすく,ある程度香ることを期待する方にはハンドクリームがイチオシです。

サンプルを試さずにオードパルファンをいきなり購入するのはおすすめしませんが,私自身は普段使いできる良い匂いだと思いました。

ただし,ヘアミストのような強い匂いのものをこれらと併用すれば,メゾンキツネの香りは混ざり合って薄まるか,完全に消えてしまうでしょう。

それほどまでに繊細な香りです。

値段ですが,ヘアケアとしてみた場合,機能性を謳うスカルプ系のシャンプーと同価格帯に位置しますが,ロエベやカルティエなどのハイブランドのものと比べれば半額以下でしょう。

今後,キツネ ビアン エートルのラインナップがセールの対象になるかどうかはわかりませんが,オンラインストアだと1年に1回バースデークーポンが配布されて10%オフになるので,その際に1年分まとめて買うようにすれば継続しやすいように思います。

いずれにせよ,メゾンキツネらしさを感じる香り体験ができるので,興味がある方は是非手に入れてみてください↓

最後までお読みいただきありがとうございました。

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